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霊獣紀 鳳雛の書 上

講談社文庫 し120−5

出版社名 講談社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-06-534096-7
4-06-534096-9
税込価格 803円
頁数・縦 321P 15cm
シリーズ名 霊獣紀

商品内容

要旨

鳳凰の眷属・紫鸞は、玉山で天命を授かった直後、神獣・一角麒に出会う。人界に馴染むことが肝要だ、という一角の助言から、紫鸞は人間の街で暮らす。ある夕暮れ、突如現れた流星に突き動かされ、北方遊牧民の穹盧に辿り着く。紫鸞を惹きつけたのは、たった今受精した未来の聖王が放つ光だった。(書下ろし)

出版社・メーカーコメント

大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。前秦が滅亡した後、余命の短い朱厭に眠り続ける翠鱗と山を任せて、一角麒は翠鱗を蘇らせる術を知る霊獣を見つけ出すための旅にでる。紫鸞が拓跋珪の守護鳥におさまったのを見届け、北燕の碧鸞を訪ねる。そこで、鳳凰の雛でも古株の青鸞から、彼女の盗まれた鳳凰の卵を探すよう頼まれる。一角麒はたびたび紫鸞を訪れては代国と魏国の盛衰と見届けつつ、翠鱗の復活方法と失われた卵を求めて中原を放浪する。〈書下ろし〉

著者紹介

篠原 悠希 (シノハラ ユウキ)  
島根県松江市出身。ニュージーランド在住。神田外語学院卒業。2013年「天涯の果て 波涛の彼方をゆく翼」で第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞。同作を改題・改稿した『天涯の楽土』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)