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歌麿

角川ソフィア文庫 J500−16 ジャパノロジー・コレクション

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-04-400820-8
4-04-400820-5
税込価格 1,474円
頁数・縦 187P 15cm

商品内容

要旨

美人画を得意とした浮世絵師、喜多川歌麿。蔦屋重三郎のもとで出版した狂歌絵本でその画才を認められ、寛政中期には「ポッピンを吹く娘」を含む「婦女人相十品」「婦人相学十躰」など、女性の半身像を描いた大首絵を次々と発表して人気を博す。華やかな雲母摺を背景に、様々な身分や職業の女性たちの生き生きとした姿や豊かな表情のみならず内面までもたくみに描き出した。『画本虫撰』から「当時三美人」まで、卓越した技巧に満ちた傑作群を詳説する決定版。

目次

第1章 狂歌と蔦重
第2章 狂歌絵本
第3章 大首絵
第4章 美人似顔絵
第5章 質感再現
第6章 母と子/働く女たち/恋人たち/肉筆画

出版社・メーカーコメント

美人画を得意とした浮世絵師、喜多川歌麿。蔦屋重三郎のもとで出版した狂歌絵本『画本虫撰』や『百千鳥狂歌合』の繊細な筆致で一躍評判になると、寛政前期には、《ホッピンを吹く娘》を含む『婦女人相十品』の揃物や、『当時三美人』など、女性の半身像を描いた大首絵を次々と発表し、時代の寵児となる。特に蔦重版では、華やかな雲母摺を背景に使い、様々な身分や職業の女性たちを表情豊かに描き出した。卓越した技巧に満ちた作品の数々を詳説する歌麿入門の決定版。

著者紹介

大久保 純一 (オオクボ ジュンイチ)  
1959年徳島県生まれ。国立歴史民俗博物館及び総合研究大学院大学教授、町田市立国際版画美術館館長。浮世絵を中心に近世日本美術を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)