写楽
角川ソフィア文庫 J500−17 ジャパノロジー・コレクション
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2024年9月 |
ISBNコード |
978-4-04-400821-5
(4-04-400821-3) |
税込価格 | 1,474円 |
頁数・縦 | 187P 15cm |
商品内容
要旨 |
見開かれた目、きつく結んだ唇。歌舞伎役者たちの魅力を描いた絵師、東洲斎写楽。「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」をはじめとする役者の表情を切り取った大首絵。「紅葉狩」などの躍動感あふれる名場面を写した役者絵。そのほか相撲絵や武者絵など、舞台に立つ者たちを大胆に描いて江戸の民を魅了した。版元・蔦屋重三郎との関係や、北斎や歌麿など同時代の絵師たちとの画風の比較、次世代への影響や最新の研究についても理解できる決定版。 |
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目次 |
第1章 写楽の先駆者たち |
出版社・メーカーコメント
見開かれた目に食いしばった唇。見栄を切る手よりもその顔の表情を克明に描く、役者の個性を示す役者絵で後世に名を残した絵師、写楽。長らく謎とされてきたその正体は近年解き明かされつつある。役者の表情を切り取った大首絵だけではなく、躍動感あふれる名場面を写した役者絵や相撲絵など、実は写楽の画業は枚挙にいとまがない。写楽の正体を解き明かす根拠となった「目の表現」の各作家との比較や、版元・蔦屋重三郎との関係をふまえ、写楽の魅力を包括的に描き出す写楽入門の決定版。