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文章は、「転」。 〈自分の言葉〉で書く技術

出版社名 フォレスト出版
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-86680-291-6
4-86680-291-X
税込価格 1,870円
頁数・縦 248P 19cm

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要旨

仕事でも日常生活においても、「文章力」は重要かつ有効なスキルになる。他者に何かを伝えることが、多くの場合、物事を進める上でキーポイントだからだ。生成AIが文章作成をしてくれるからといって、文章力が要らなくなるわけではない。人の心を動かすには、人間しかできない表現が求められることがある。本書は、読み手の心に響く文章を書くための方法や心構え、「感性の鍛え方」を解説。名作の引用や、著者が各地の文章塾で添削してきた作文などを「文例」に引き、文章構成の基本、避けるべき表現などを具体的に指南している。言葉を綴る際に意識すべき「型」の一つに「起承転結」がある。このうち、著者は「転」こそが、生成AIには書けない文章を作る上で、もっとも大切と述べる。著者は、作家、評論家、百姓、猟師、新聞記者。朝日新聞社AERA編集部、ニューヨーク支局、文化部などを経て九州へ。長崎県旧田結村で米作りを、長崎と熊本で鉄砲猟をしつつ、著述に励む。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年11月13日]

商品内容

要旨

「世界は美しく、人生は甘美だ。」仏陀は、亡くなるときにそう言った。この本の最終的な目的も、そのつぶやきを発する自分を、予感することにある。AIに「起」「承」は書けても、「転」は書けない―。朝日新聞の名文記者による人の心を揺さぶる文章術。

目次

第1章 前提篇 型を覚えるストレッチ(百姓で猟師で作家で新聞記者
AIに書けない文章とはなにか ほか)
第2章 準備篇 感性は鍛えられる(「なにも見ていない」のが出発点
その1 「もの」に変換する ほか)
第3章 理論篇 名作で味わう文豪の五感(視覚で書く
聴覚で書く ほか)
第4章 実践篇 ある日、文章塾にて(重複ドン
どっさりもっさり ほか)
第5章 応用篇 感性を磨く習慣づくり(習慣は第二の天性
最初に身につけるべき習慣 ほか)
感性筋トレ十箇条の御誓文

出版社・メーカーコメント

朝日新聞名物記者・『三行で撃つ』著者・近藤康太郎の最新刊!AIには書けない唯一無二の文章術。A I に「 起 」「 承 」は 書 けても、「 転 」は 書 けな い − − 。仕 事 が 途 絶 え な い「 転 」を 書 け る 人 に な る「 感 性 の 鍛 え 方 」を朝 日 新 聞 名 物 記 者 が はじめ て 解 説した 文 章 講 義!【目次】第1章 前提篇 型を覚えるストレッチ第2章 準備篇 感性は鍛えられる第3章 理論篇 名作で味わう文豪の五感第4章 実践篇 ある日、文章塾にて第5章 応用篇 感性を磨く習慣づくり

著者紹介

近藤 康太郎 (コンドウ コウタロウ)  
作家/評論家/百姓/猟師/新聞記者。1963年、東京・渋谷生まれ。1987年、朝日新聞社入社。AERA編集部、ニューヨーク支局、文化部などを経て九州へ。新聞紙面では、コラム「多事奏論」、米作りや狩猟を通じて資本主義や現代社会を考察する連載「アロハで猟師してみました」を担当する。長崎県旧田結村で米作りを、長崎と熊本で鉄砲猟をしつつ、著述に励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)