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法眼 唐代禅宗の変容と終焉

唐代の禅僧 12

出版社名 臨川書店
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-653-04002-6
4-653-04002-8
税込価格 4,180円
頁数・縦 411P 20cm

商品内容

要旨

禅宗五家のうち最も晩く成立した法眼宗の開祖、法眼文益。法眼出現の歴史的・思想的背景から、法眼宗の断絶、宋代禅宗の胎動へと至る過程を丹念にたどり、法眼の思想の特徴とそれが持つ意義を原典資料から読み解く、唐末五代禅宗の思想史。

目次

第1章 雪峰教団の登場と分裂(雪峰義存の帰還と雪峰山の創建
独立独歩の人、玄沙師備
雪峰系と玄沙系の分裂)
第2章 唐代禅宗の思想と玄沙師備の立場(馬祖「作用即性」説の登場とその反響
玄沙師備の昭昭霊霊批判
三句綱宗
玄沙と華厳の思想
ふたたび雪峰と玄沙)
第3章 法眼文益の生涯と思想(出家、受戒、長慶慧稜門下での参禅
羅漢桂〓からの嗣法
法眼のことばと思想)
第4章 法眼宗から宋代の禅へ(『宗門十規論』と法眼の時代
法眼の後継者と法眼宗の隆盛
法眼宗に対する評価と宋代禅の発展)

著者紹介

土屋 太祐 (ツチヤ タイスケ)  
1976年生まれ。2007年、四川大学文学与新聞学院中国古典文献学専業修了、文学博士。現在、新潟大学経済科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)