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日銀総裁のレトリック

文春新書 1470

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-16-661470-7
4-16-661470-3
税込価格 1,100円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

「金利のある世界」が17年ぶりに復活し、利上げに踏み切った日本銀行。その途端、市場はパニックに陥った。なぜ日銀は市場との対話が下手なのか?難解な言い回しの「日銀文学」に、どんなメッセージが隠されているのか?―レトリック分析で金融政策を読み解く!

目次

第1章 レトリック分析で見えてくる世界
第2章 日銀文学は面白い
第3章 モダリティにあらわれる日銀総裁の強気と弱気
第4章 メタファーでわかる日銀総裁のキャラクター
第5章 植田総裁のレトリックを読み解く
第6章 マス・メディアの役割と取材現場からの提言

著者紹介

木原 麗花 (キハラ レイカ)  
ロイター通信社記者(日銀担当)。1973年生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業、早稲田大学大学院政治学研究科修了。時事通信社、米ダウ・ジョーンズ経済通信記者をへて、2006年以降現職。通算20年以上にわたり日本銀行の金融政策の取材に携わり、数々の調査報道に従事。2014年、白川総裁・黒田総裁時代の金融政策を追った報道でSociety of Publishers in Asia(SOPA)共同受賞。2012年と2022年には優れた功績を残した記者に与えられるReuters Journalists of the Year受賞。日本金融学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)