• 本

哀しいカフェのバラード

出版社名 新潮社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-10-507182-0
4-10-507182-3
税込価格 2,420円
頁数・縦 157P 20cm

商品内容

要旨

愛はいつでも儚い一方通行。独身で背の高いアミーリアは、どういうわけか町に突然現れた小男に惚れこんで、同居してカフェを始めた。そこに元夫が刑務所から帰還。奇妙な三角関係の行方は―。村上春樹がいつか訳したいと願っていた名作を彩る山本容子の銅版画。豪華コラボレーション新訳版。

出版社・メーカーコメント

村上春樹の新訳と山本容子の銅版画で、マッカラーズの名作がよみがえる。さびれた南部の町で暮らすアミーリアは、言い寄る男に見向きもせず、独身で日用品店を営んでいる。ある日彼女のもとに背中の曲がった小汚い男が現われた。町中が噂するなか、どういうわけか彼女はこの小男に惚れこみ、同居してカフェを始める。そこにアミーリアの元夫が刑務所を出て帰還。奇妙な三角関係の行方は−−。

著者紹介

マッカラーズ,カーソン (マッカラーズ,カーソン)   McCullers,Carson
1917‐1967。ジョージア州コロンバス生まれ。幼少期からピアノの才能に秀で、ニューヨークのジュリアード音楽院に進むが、授業料を失くして入学を断念。かわりにコロンビア大学で創作を学び、リーヴズ・マッカラーズと結婚。1940年、23歳で『心は孤独な狩人』を執筆し、文学的なセンセーションを巻き起こした。1967年、50歳で世を去った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)