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無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記

新潮文庫 や−66−3

出版社名 新潮社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-10-136064-5
4-10-136064-2
税込価格 572円
頁数・縦 188P 16cm

商品内容

要旨

2021年4月、私は突然膵臓がんと診断された。治療法はなく、進行を遅らせる抗がん剤をやめて、緩和ケアに進むことを決めた―。まるで夫とふたりで無人島に流されてしまったかのような、コロナ禍での闘病の日々を、作家は日記として書き残した。痛みや発熱の苦しみ、これまでの人生、夫への感謝と心配、「書きたい」という尽きせぬ思い…。58歳で急逝した著者からの、ラストメッセージ。

目次

第1章 5月24日〜6月21日
第2章 6月28日〜8月26日
第3章 9月2日〜9月21日
第4章 9月27日〜

出版社・メーカーコメント

2021年4月、私は突然膵臓がんと診断された−−。夫とふたりで無人島に流されてしまったかのような日々を、作家は日記として綴った。痛み、吐き気、発熱に悩む毎日。食べもののおいしさや本の面白さに喜びを感じる時。振り返るこれまでの人生。夫への感謝と心配。「書きたい」という尽きせぬ思い。別れの言葉は言っても言っても言い足りない。58歳で急逝した著者からのラストメッセージ。

著者紹介

山本 文緒 (ヤマモト フミオ)  
1962‐2021。神奈川県生れ。OL生活を経て作家デビュー。1999(平成11)年『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で直木賞、’21(令和3)年、『自転しながら公転する』で島清恋愛文学賞、中央公論文芸賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)