• 本

あなたの健康は免疫でできている

インターナショナル新書 148

出版社名 集英社インターナショナル
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-7976-8148-2
4-7976-8148-9
税込価格 1,045円
頁数・縦 269P 18cm

商品内容

要旨

わたしたちの健康を守っている「免疫」。しかし、その仕組みや働きについて、きちんと理解しているだろうか?本書は、免疫学の第一人者が、誰もが知りたい「免疫のきほん」を、50のQ&A形式でわかりやすく解説。免疫が働きすぎるとどうなる?病原体を記憶する免疫細胞とは?免疫はがんに効く?などさまざまな問いに、最新の知見を交えて答える。健康に役立つリテラシーと、免疫の新常識が身につく入門書!

目次

免疫とは?―いくつかの意味がある
免疫力という言葉は正しいのか?
免疫の働きすぎはからだに良くない?
免疫力はすぐに上がったり下がったりするのか?
ストレスが免疫の働きを下げる?
免疫力の維持に食べ物はどのぐらい重要か?
笑ったら免疫力がアップするのか?
運動は免疫力の維持に大事なのか?
コロナ禍でわれわれの免疫は低下したのか?
マスクや手洗いで免疫力が低下するのか?
免疫細胞はからだのどこにいるのか?
全身をパトロールする免疫細胞とは?
自然免疫の仕組みとは?
獲得免疫の仕組みとは?
抗体とは?
抗体はどのように働いているのか?
細胞性免疫とは?
免疫記憶とは?
なぜ免疫が自分のからだを攻撃することもあるのか?
どうして肉や魚を食べても抗体を作らないのか?〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

何かを食べたり飲んだりしたら免疫力はすぐにアップするのか?免疫力を維持し、感染症のリスクを下げるには?ワクチンを何度もうつと免疫が落ちるのか?免疫の基本から最新知識まで、日本免疫学会元会長がQ&A形式でわかりやすく解説。老化、睡眠、認知症、がんとの関係も! 免疫と健康にまつわる「誤解」を解きほぐす。○「はじめに」よりわれわれの健康は免疫力に大きく依存し、免疫力低下は健康リスクにつながります。自らの健康を良い状態で保つためには、免疫に関して正しい知識を持つことが肝要です。本書では、免疫の基本から最新知識までを広くカバーしながら、50の問い(Q)を設定し、免疫学にまつわるさまざまな風説や考え方に焦点を当て、何が正しいのか、ひとつひとつその答え(A)を提供しています。それぞれの答えは、できるだけ簡潔にわかりやすく書いたつもりです。ただし、必ずしも50のQ&Aを順番に読む必要はありません。知っているところは読み飛ばしていただいても構いませんし、気になるQから先に読み進めて構いません。皆さんが、免疫という事象を気楽に学びつつ、それが健康に関する基本的なリテラシーの増進に役立てば、著者としては望外の喜びです。【本書の主な内容】Q 免疫力という言葉は正しいのか?Q ストレスが免疫の働きを下げる?Q 免疫力の維持に食べ物はどれくらい重要か?Q 笑ったら免疫力がアップするのか?Q コロナ禍でわれわれの免疫は低下したのか?Q 免疫細胞はからだのどこにいるのか?Q 全身をパトロールする免疫細胞とは?Q どうして最近アレルギーは増えているのか?Q 老化と免疫の関係は?Q アルツハイマー病は免疫力低下によって起きるのか?Q ワクチンの副反応とは?Q メッセンジャーRNAワクチンで死者が増えたのか?Q ウイルスが変異するとなぜワクチンの効果が下がるのか?Q 老化を止めるワクチンはあるのか?Q 民間で行われているがん免疫療法の有効性は?Q サプリメントや健康食品は免疫に効くのか?【著者プロフィール】宮坂昌之(みやさか・まさゆき) 大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、大阪大学名誉教授。1947年、長野県生まれ。京都大学医学部卒業、オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。著書に『ウイルスはそこにいる』(共著・講談社現代新書)などがある。

著者紹介

宮坂 昌之 (ミヤサカ マサユキ)  
大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授、大阪大学名誉教授。1947年、長野県生まれ。京都大学医学部卒業、オーストラリア国立大学大学院博士課程修了。金沢医科大学血液免疫内科、スイス・バーゼル免疫学研究所、東京都臨床医学総合研究所を経て、大阪大学医学部教授、同大学大学院医学系研究科教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)