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死の光に照らされて 自由に生きるための仏教の智慧

出版社名 薄月
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-911035-01-6
4-911035-01-3
税込価格 2,530円
頁数・縦 255P 19cm

商品内容

要旨

ロングセラー、『呼吸による癒し』『“目覚め”への3つのステップ』(共に春秋社)でも知られる著者が語る、死と向き合うための仏教の智慧。老い・病・死…決して逃れることのできないこれらの苦しみから逃避するのではなく、むしろ向き合うことが真の生へ繋がるという。初期仏教の時代から伝えられるマラナサティ(死の気づきの瞑想)とマインドフルネスの実践、生と死を超えた解放への道が著者自身の豊富な経験を通して語られる。海外の仏教や瞑想に馴染みのない方でも読みやいよう、豊富な注を付けて配慮。さらに巻末には、仏教教義を深く知りたい方のための井上ウィマラ氏による充実した解説を収録。

目次

序章 老いや死と連れ添って生きる
第1章 最初の教え 老いからは逃れられない
第2章 二つ目の教え 病からは逃れられない
第3章 三つ目の教え 死からは逃れられない
第4章 四つ目の教え 行為の継承者
第5章 瞑想を生きる 生と死に親しむこと
付録 瞑想編 気づきの実践

著者紹介

ローゼンバーグ,ラリー (ローゼンバーグ,ラリー)   Rosenberg,Larry
米国の瞑想指導者。1932年、ロシア系ユダヤ人の移民の家庭に生まれ、ニューヨーク市ブルックリンで育つ。社会心理学の博士号を取得し、シカゴ大学やハーバード大学などで教鞭をとったが、後に職を辞し世界各地で修行。ヨガや禅を経たのちに仏教のヴィパッサナー瞑想に出会い、長年に渡ってその実践を続けている。自身が設立した「ケンブリッジ・インサイト・メディテーション・センター(CIMC)」や、マサチューセッツの「インサイト・メディテーション・ソサエティ(IMS)」などで多くの人々に瞑想指導を行う
島田 啓介 (シマダ ケイスケ)  
1958年群馬県生まれ。マインドフルネス瞑想講師、精神保健福祉士(PSW)、翻訳家。主宰する「ゆとり家」でワークショップやカウンセリングを行い、オンライン・コミュニティ「マインドフルネス・ヴィレッジ」では「村長」として活動している。大学時代のうつ病と長期入院の経験から、自己治療の道を探りつつ、様々な実践を続けてきた。1995年には禅僧ティク・ナット・ハンの来日ツアーを先導、現在も師のマインドフルネス瞑想を紹介する活動を続けている。闘病時に洗礼を受けクリスチャンとなる。愛称は「だーさん」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)