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灯台を読む

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-16-391903-4
4-16-391903-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 240P 図版14P 20cm

商品内容

要旨

その灯りは、日本の“歴史”と“文化”を照らしだす!美しい灯台を人気作家が旅した紀行集。

目次

門井慶喜
澤田瞳子
阿部智里
川越宗一
永井紗耶子
安部龍太郎

出版社・メーカーコメント

灯台をゆけば日本の〈歴史〉と〈文化〉が浮かび上がる!海と共に日本人の心に残る原風景の一つ灯台。現在、日本に約3,300基ある灯台は、船の安全を守るための航路標識としての役割を果たすのみならず、明治以降の日本の近代化を見守り続けてきた象徴的な存在でもありました。建築技術、歴史、そして人との関わりはまさに文化遺産と言えるもの。灯台が今なお美しく残る場所には、その土地ならではの歴史と文化が息づいています。そんな知的発見に満ちた灯台を現代日本文学を代表する作家たちが訪ね、歴史的・文化的・地域的な価値を文学的な視点で綴った紀行集です。「オール讀物」「クレアWEB」での好評連載中の企画をふんだんに撮りおろし写真を使って書籍化。

著者紹介

門井 慶喜 (カドイ ヨシノブ)  
1971年群馬県生まれ。2003年オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。18年に『銀河鉄道の父』で直木賞を受賞
澤田 瞳子 (サワダ トウコ)  
1977年京都府生まれ。2010年『孤鷹の天』でデビュー、同作で中山義秀文学賞、13年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞、16年『若冲』で親鸞賞、21年『星落ちて、なお』直木賞を受賞
阿部 智里 (アベ チサト)  
1991年群馬県生まれ。2012年『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞しデビュー。以降続く「八咫烏」シリーズは、24年吉川英治文庫賞を受賞、NHKでアニメ化もされた
川越 宗一 (カワゴエ ソウイチ)  
1978年鹿児島県生まれ。2018年『天地に燦たり』で松本清張賞を受賞しデビュー。20年『熱源』で直木賞、23年『パシヨン』で中央公論文芸賞を受賞
永井 紗耶子 (ナガイ サヤコ)  
1977年静岡県生まれ、神奈川県育ち。2010年「絡繰り心中」で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。20年『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で新田次郎文学賞、23年『木挽町のあだ討ち』で山本周五郎賞、直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)