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日本語界隈

出版社名 ポプラ社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-591-18343-4
4-591-18343-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 237P 19cm

商品内容

要旨

深まるのは、なぜ秋だけ?繊細なのに頑固な「日本語」の素顔に迫る!「ダサい」の語源って?「冬将軍」はあっても、「夏将軍」はない?「普通においしい」の「普通」って?日本人が「ドラクエ」と略してしまうワケ。

目次

第1章 なぜ、日本人は曖昧を選ぶのか(起源についてのトラウマ
笑顔は言語? ほか)
第2章 なぜ、秋だけが深まるのか(言葉が先か、ジェスチャーが先か
表現が生み出す「カテゴライズ」 ほか)
第3章 なぜ、口にしたくなる言葉があるのか(言葉は意思に反して出る
優秀なアタッチメント ほか)
第4章 なぜ、感情むき出しの言葉は不快なのか(英語にもある曖昧表現
消えゆく方言 ほか)
短編小説 さえずりの沈黙(ふかわりょう)

出版社・メーカーコメント

ちょっとした日本語の言い回しでヤモヤしているふかわさんと気鋭の言語学者・川添愛さんが、「言語学」という枠を超えて、日本語のユニークさと奥深さを楽しむ、異色の対談集。●トマトトマトしている!?●「冬将軍」はあっても、「夏将軍」はない?●「普通においしい」の「普通」って?●「昼下がり」でなく、「昼上がり」なら情事はない?●日本人が「ドラクエ」と略してしまうワケ●「サボる」「ヤバい」の由来は?●「汚い」と「小汚い」、どちらが汚い?身近なのに意外とややこしい!?繊細かつ頑固な「日本語」の素顔に迫る!(目次より)はじめに 24時間ファッションショー ふかわりょう第一章 なぜ、日本人は曖昧を選ぶのか起源についてのトラウマチンパンジーは論理的?カタカナ、ひらがなの誕生日本人にジェスチャーはいらない?海外のオノマトぺ英語への嫉妬日本人は目、欧米人は口「わかってもらえる」という幻想素敵な「曖昧」「大丈夫」問題を考える薄め上手な言葉たち網にかかった大物第二章 なぜ、秋だけが深まるのか言葉が先か、ジェスチャーが先か表現が生み出す「カテゴライズ」民意が言葉を淘汰する四季と日本語虹は本当に七色か忖度の悲哀「こだわり」はもともとネガティブ連帯意識が生み出す若者言葉敬語は距離感一人称がキャラを決める第三章  なぜ、口にしたくなる言葉があるのか言葉は意思に反して出る優秀なアタッチメント略語はマーケティング?日本人は四拍子がお好き偉大なる「も」「しておきましょうか」はどっち?ストップ・ズルい表現イカす邦題英語の使役動詞にジェラシー第四章  なぜ、感情むき出しの言葉は不快なのか英語にもある曖昧表現消えゆく方言クチスタシーの威力違和感だらけの気象用語「かねます」問題「たっきゅうびん」と「たくはいびん」「レンチン」という発明言葉は毎秒のクリエイティブ思考を口から出すときは服を着せ「笑える」と「おもしろい」は違う?AIと人間のこれから特別寄稿 「さえずりの沈黙」 ふかわりょう おわりに 「言葉の巧みな使い手」と話したら 川添愛

著者紹介

川添 愛 (カワゾエ アイ)  
1973年生まれ。九州大学文学部卒業、同大大学院にて博士号(文学)取得。2008年、津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授、12年から16年まで国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授。専門は言語学、自然言語処理。現在は作家としても活動している
ふかわ りょう (フカワ リョウ)  
1974年8月19日生まれ。大学在学中の20歳でお笑い芸人としてデビュー。長髪に白いヘアターバンを装着したネタ「小心者克服講座」は、あるあるネタの礎となる。独特なセンスと不安定なキャラクターで、芸能界を漂う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)