• 本

罪名、一万年愛す

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-04-115030-6
4-04-115030-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 268P 19cm

商品内容

要旨

横浜で探偵業を営む遠刈田蘭平のもとに、一風変わった依頼が舞い込んだ。九州を中心にデパートで財をなした有名一族の三代目・梅田豊大が、ある宝石を探してほしいという。宝石の名は「一万年愛す」。ボナパルト王女が所有した25カラット以上のルビーで、時価35億円ともいわれる。蘭平は長崎の九十九島の一つで行われる、創業者・梅田壮吾の米寿の祝いに訪れることになった。豊大の両親などの梅田一族と、元警部の坂巻といった面々と梅田翁を祝うため、豪邸で一夜を過ごすことになった蘭平。だがその夜、梅田翁は失踪してしまう…。宝探しから一転、探偵は容疑者たちと捜索へ。狂おしいまでに切実な愛が描かれた長編ミステリー!

出版社・メーカーコメント

横浜で探偵業を営む遠刈田蘭平のもとに、一風変わった依頼が舞い込んだ。九州を中心にデパートで財をなした有名一族の三代目・豊大から、ある宝石を探してほしいという。宝石の名は「一万年愛す」。ボナパルト王女も身に着けた25カラット以上のルビーで、時価35億円ともいわれる。蘭平は長崎の九十九島の一つでおこなわれる、創業者・梅田壮吾の米寿の祝いに訪れることになった。豊大の両親などの梅田家一族と、元警部の坂巻といった面々と梅田翁を祝うため、豪邸で一夜を過ごすことになった蘭平。だがその夜、梅田翁は失踪してしまう……。

著者紹介

吉田 修一 (ヨシダ シュウイチ)  
1968年長崎市生まれ。97年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞し作家デビュー。2002年『パレード』で山本周五郎賞、同年「パーク・ライフ」で芥川賞、07年『悪人』で毎日出版文化賞と大佛次郎賞、10年『横道世之介』で柴田錬三郎賞、19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞と中央公論文芸賞、23年『ミス・サンシャイン』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)