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生成AI社会 無秩序な創造性から倫理的創造性へ

出版社名 ウェッジ
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-86310-287-3
4-86310-287-9
税込価格 2,200円
頁数・縦 278P 19cm

商品内容

要旨

これからの人間の「創造性」とは?AIのブラックボックス化、差別の助長、有害コンテンツの生成、偽情報の拡散…。「創造性」が加速する時代に求められる倫理とは?

目次

序章 創造性を求める社会
第1章 創造性とは何か
第2章 人と機械との本質的な違い
第3章 人・テクノロジー・社会の共変化
第4章 AI倫理の構築
第5章 生成AIと倫理的創造性

出版社・メーカーコメント

◎革新的・創造的・実用的、生成AI社会に潜む倫理的課題に迫る! ・学習型のチャットボットが差別的発言を繰り返す ・採用人事で男性に優位な判定を下す ・クリエイターの著作物を無断で学習データとして読み込む ・暴力行為やヘイトスピーチなどの有害コンテンツ排除に伴う精神的負荷 ・膨大な電力・水の消費量による環境への負荷 などAIのブラックボックス化、差別の助長、著作物の無断利用、偽情報の拡散…etc倫理や法体系、セキュリティなど、あらゆる分野で新たなリスクが顕在化する生成AI社会の新論点!人間の「創造性」とは何か?「創造性」が加速する時代にどう向き合っていくべきなのか?−− 私たちの社会は、すでにAI社会です。自分自身の創造性を深く考えると同時に、創造性を発揮してAI社会をよりよいものにしていく必要があります。いわば、私たちに求められているのは創造的な社会がこれまで以上に残酷にならないようにするための倫理的創造性なのです。(「序章」より)−−

著者紹介

河島 茂生 (カワシマ シゲオ)  
兵庫県生まれ。専門分野はメディア研究・情報倫理。青山学院大学総合文化政策学部准教授。青山学院大学革新技術と社会共創研究所所長。早稲田大学・理化学研究所・総務省情報通信政策研究所にて研究員。慶應義塾大学総合政策学部卒業。東京大学大学院学際情報学府博士後期課程修了。博士(学際情報学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)