平安貴族の夢分析
角川ソフィア文庫 I172−2
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-400847-5
(4-04-400847-7) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 412P 15cm |
商品内容
要旨 |
平安時代の貴族は夢を神や仏のお告げと信じ、加持祈祷や陰陽道にすがったとされてきた。目に見えない「物」を怖れ、迷信や禁忌に囲まれていたと考えられていたのである。しかし、古記録からは、自らの利益実現のために夢を巧妙に利用した強かな姿が浮かび上がってくる。行成の『権記』では昇進要求に。道長の『御堂関白記』では政務や儀式をサボる口実として。彼らは夢をどのように捉えていたのか。知られざる精神性に迫る。 |
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目次 |
1 平安朝文学に見える夢(和歌文学と夢 |
出版社・メーカーコメント
『源氏物語』の夢とは?『栄花物語』の夢とは?『大鏡』の夢とは?『蜻蛉日記』の夢とは?『日本霊異記』の夢とは?『今昔物語集』の夢とは?藤原行成と『権記』の夢とは?藤原道長と『御堂関白記』の夢とは?藤原実資と『小右記』の夢とは?