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皇帝の薬膳妃 〔8〕

后行列の旅と謎の一族

角川文庫 お92−9

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-04-115423-6
4-04-115423-5
税込価格 726円
頁数・縦 237P 15cm
シリーズ名 皇帝の薬膳妃

商品内容

要旨

薬膳師と妃の二重生活を送る董胡。自身の生い立ちを知る「白龍」を探しに白虎の地へ赴くため董胡は朱璃と共に后行列の旅を画策する。白虎の大社に到着した二人は秘かに白龍の手がかりを探し始めるが、そこで出会ったのは異国の少女だった。彼女は隣国の其那國の者だと言い、「其那國は魔物に取り込まれた」と不穏な話を告げる。魔物とは何を意味するのか。そしてそこには想像もしていなかった危険な思惑が渦巻いていて!?

出版社・メーカーコメント

薬膳妃と妃の二重生活を送る董胡は、青龍の地でついに自身が本当の鼓濤であることを知った。自身の生い立ちに関わる”白龍”を探すため、「子宝祈願」を口実に朱璃とともに白虎への旅を画策する。心配する皇帝・黎司には、いずれすべてを打ち明けると約束し、董胡は白虎への旅路を歩み出した。華やかな朱雀の芸団と共に到着したのは、子宝祈願で有名な白虎の社である百滝の大社。壮大な景色の中で厳かに祈祷を行う一方、白龍の手掛かりを探す董胡と朱璃だったが、そこで出会ったのは金茶色の髪に紺碧の瞳色の少女だった。彼女は其那國(きなこく)−−白虎の北西にある海峡を挟んだ隣国の者だと言い、「其那國は魔物に取り込まれた」と衝撃的な話を告げる。董胡たちは少女と行動を共にするが、不穏な気配は思いがけない事態に−−!?そなたを守りたい−−。黎司のひそかな思いに気づかぬまま、危険な思惑に巻き込まれる董胡の核心はすぐそこに−−!白虎への旅篇スタート! アジアンファンタジー第8弾!

著者紹介

尾道 理子 (オノミチ リコ)  
12月31日生まれ。2020年、第5回角川文庫キャラクター小説大賞“読者賞”を受賞した『毒母の息子カフェ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)