• 本

まず良識をみじん切りにします

出版社名 光文社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-334-10431-3
4-334-10431-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 250P 19cm

商品内容

要旨

世界にはまだまだ明らかになっていない秘密があります。正しい恨みの晴らし方とか、行列に並ぶ最良のタイミングとか、披露宴でやってはいけない余興とか、裏切り者に見える男が覗き込んだ深淵とか、あなたにもっともふさわしい名前とか―。ここに、そのヒントがあります。気付くも気付かないも、あなた次第です。日々の違和感を増殖、暴走させてたどり着いた前人未到の傑作集。

出版社・メーカーコメント

「とにかくヘンな小説をお願いします」そんな型破りな依頼に応えるべく、炒めて煮込んで未知の旨味を引き出した傑作集。憎き取引先への復讐を計画する「そうだ、デスゲームを作ろう」、集団心理を皮肉った「行列のできるクロワッサン」、第76回日本推理作家協会賞ノミネートの『ファーストが裏切った』など、日々の違和感を増殖、暴走させてたどり着いた前人未到の五編。これも浅倉秋成。いや、これこそが浅倉秋成。

著者紹介

浅倉 秋成 (アサクラ アキナリ)  
1989年生まれ。2012年に『ノワール・レヴナント』で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞し、デビュー。2019年に刊行した『教室が、ひとりになるまで』が第20回本格ミステリ大賞、第73回日本推理作家協会賞の候補となる。さらに、2021年に刊行した『六人の嘘つきな大学生』が年末の各種ミステリーランキングや本屋大賞にランクインするなど大ブレイク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)