絵で見てわかるLinuxカーネルの仕組み
出版社名 | 翔泳社 |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-7981-7784-7
(4-7981-7784-9) |
税込価格 | 3,058円 |
頁数・縦 | 323P 21cm |
商品内容
要旨 |
ソフトウェアの開発・利用において、カーネルのような根幹部分について理解せずにすむのがOSの役割ではあるものの、エンジニアとしてはこうしたシステムの根本的な仕組みを知り、具体的にイメージできることが大きな強みになります。本書では、長くLinuxカーネルを扱ってきた著者陣が、スケジューリングやメモリ管理など古典的なOS機能はもちろん、VMやコンテナ、セキュリティ機能など、より新しい内容も幅広く、多くのイラストを交えて解説します。これまで専門的な知識がなければなかなかアプローチできなかったLinuxカーネルの構造や仕組み、働きについて、さまざまな視点から解説する一冊といえるでしょう。 |
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目次 |
Linuxカーネルの基本 |
出版社・メーカーコメント
ハードとソフトの世界をつなぐOSの根幹となる仕組みを理解しようOSにおいて、カーネルとはその名のとおり「核となるコンポーネント」であり、記憶領域やファイルシステムの管理、プロセス制御、スケジューリング、ネットワーキングなど、ハードウェア制御に関わる幅広い機能を担っています。Webやエンタープライズ、組み込みに至るまで、世界中のあらゆるところで、Linuxを基本OSとするシステムが稼働しています。Linuxはオープンソースソフトウェアであり、誰でも広くアクセスできることがその発展を支える特徴の1つといえるでしょう。しかし、その土台となるカーネルに限ってみても、ソースコードを読み込んで理解するにはあまりにも大規模かつ複雑な存在です。そのため、Linuxカーネルの役割や仕組みを理解している人が少ないのもまた事実なのです。ソフトウェアの開発・利用において、カーネルのような根幹部分について理解せずにすむのがOSの役割ではあるものの、エンジニアとしてはこうしたシステムの根本的な仕組みを知り、具体的にイメージできることが大きな強みになります。本書では、長くLinuxカーネルを扱ってきた著者陣が、スケジューリングやメモリ管理など古典的なOS機能はもちろん、VMやコンテナ、セキュリティ機能など、より新しい内容も幅広く、多くのイラストを交えて解説します。これまで専門的な知識がなければなかなかアプローチできなかったLinuxカーネルの構造や仕組み、働きについて、さまざまな視点から解説する1冊といえるでしょう。◆◆◆◆目次◆◆◆◆第1章 Linuxカーネルの基本第2章 プロセススケジューラ第3章 メモリ管理第4章 ファイルシステム第5章 ブロックI/O第6章 デバイスマッパ第7章 LVM第8章 ネットワーク第9章 セキュリティ第10章 ハイパーバイザと仮想化第11章 コンテナ型仮想化第12章 トラブルシューティング/デバッグ概要