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マガジンハウス新書 026

出版社名 マガジンハウス
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-8387-7527-9
4-8387-7527-X
税込価格 1,100円
頁数・縦 237P 18cm

商品内容

要旨

“M‐1 2008優勝”“生粋の漫才オタク”がはじめて語る「漫才論」「M‐1論」「芸人論」

目次

1章 「漫才か、漫才じゃないか」への回答“漫才論”(「偶然の立ち話」が漫才の原点
真空ジェシカを筆頭に増えてきた「共闘型」 ほか)
2章 「競技化」で漫才はどう変わったか?“M‐1論”(面白いだけではダメ、上手いだけでもダメ
「イキリ漫才」を捨てて構築した新たなスタイル ほか)
3章 「お笑いの得点化」という無理難題に挑む“採点論”(「5つの採点基準」で「各20点ずつ」つける
2023年敗者復活審査で考えていたこと ほか)
4章 路上から王者へ、挫折からの下克上“コンビ論”(姉に連れて行かれた劇場で「漫才」に魅了された
初のネタ披露は「修学旅行」 ほか)
5章 漫才、芸人、お笑いの明日はどうなる?“未来論”(今の若手は「見せ方」が足りない
「台本の書き方」も知らないといけない時代 ほか)

出版社・メーカーコメント

“M−1 2008優勝”“生粋の漫才オタク”がはじめて語る「漫才論」「M−1論」「芸人論」漫才師たちから絶賛の声、続々!!博多華丸・大吉 博多大吉「分析本の名を借りた、近代漫才の暴露本。ここまでバラすとは!」ナイツ 塙宣之「くそ! これ読んでたらNON STYLEに勝てたのに!」令和ロマン 高比良くるま「この1冊でNSC1年分の価値ありますけど逆に大丈夫ですか? 」本書は、漫才に対する分析が鋭すぎて、「石田教授」とも呼ばれている石田明さんが「漫才論」について語り尽くした一冊です。「漫才か漫才じゃないかの違いは何か? 」といった【漫才論】から、「なぜM−1ではネタ選びを間違えてしまうのか? 」といった【M−1論】まで、漫才やM−1にまつわる疑問に「答え」を出していきます。読むだけで漫才の見方が一気に「深化」する新たな漫才バイブルです。【本書の内容】・「偶然の立ち話」が漫才の原点・結局、「ベタが最強」「アホが才能」・ワイン理論−−「くだらない」と言われるボケは強い・M−1は「じゃんけん」大会から「何でもあり」大会へ・令和ロマンに授けた「漫才身体論」・賞レースで「ネタ選び」を間違えるワケ・なぜM−1で「歌ネタ」は評価されにくいのか? ・「システム漫才」の意外な落とし穴・YouTube・サブスク全盛期に「舞台」に立つ意味 …etc

著者紹介

石田 明 (イシダ アキラ)  
お笑いコンビ「NON STYLE」のボケ、ネタ作り担当。1980年2月20日生まれ。大阪府大阪市出身。中学時代に出会った井上裕介と2000年5月にコンビ結成。神戸・三宮でのストリート漫才で人気を博し、baseよしもとのオーディションに合格してプロデビュー。2006年「第35回上方お笑い大賞」最優秀新人賞受賞、「第21回NHK新人演芸大賞」演芸部門大賞受賞、2007年、NHK「爆笑オンエアバトル」9代目チャンピオン、2008年「M‐1グランプリ2008」優勝など数々のタイトルを獲得。2021年から、NSC(吉本総合芸能学院)の講師を務め、年間1200人以上に授業を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)