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なぜ、愛は毒に変わってしまうのか

出版社名 ポプラ社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-591-18300-7
4-591-18300-9
税込価格 1,540円
頁数・縦 181P 18cm

商品内容

要旨

親を憎んでしまうのは、あなたのせいではない。母親の愛情が重たすぎる。親の価値観から抜け出せない。いつも、束縛されていると感じる。脳科学で読み解く、毒親との向き合い方。

目次

第1章 子を妬む母(毒親
親の価値観から抜け出せない ほか)
第2章 愛し方がわからない父(父の子殺し―アブラハムのパラドックス
父子関係のモデルが消失した時代 ほか)
第3章 愛が毒に変わるとき―束縛する脳(“ママン”
愛着の傷 ほか)
第4章 親には解決できない「毒親」問題(毒親育ちは毒親になってしまうのか
ハリー・ハーロウのモンスターマザー ほか)

出版社・メーカーコメント

●親を憎んでしまうのは、自分のせい?●なぜ、子どもを束縛したくなる?●こんなに愛しているのに、なぜ憎くなる?……日本の殺人事件のうち、実に55%が親族間殺人。殺人事件の件数は減っているのに、家族間の憎しみは増えている。距離が近い分憎しみが増していく、『家』という組織の中で一体何が起こっているのでしょうか?家族についての悩みはあなたのせいではありません。気鋭の脳科学者が、ついに「パンドラの箱を」開ける!(本書は、ポプラ新書「毒親 毒親育ちのあなたと毒親になりたくないあなたへ」(2020年3月刊)に加筆修正を加えたものです)(目次より)*親の価値観から抜け出せない*妬む母−−白雪姫コンプレックス*母親は最初から育児のプロではない*母と娘は友達じゃない*三つ子の魂は変えられないのか*殺人事件の半数以上は家族間で起きている*距離が近い分、憎しみは増していく*毒親育ちの宿命から解放されるには

著者紹介

中野 信子 (ナカノ ノブコ)  
1975年、東京都生まれ。医学博士、脳科学者、認知科学者。1998年に東京大学工学部応用化学科を卒業し、2008年東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程を修了。フランス国立研究所ニューロスピンにて博士研究員として勤務し、2010年に帰国。研究・執筆を中心に活動したのち、2013年に東日本国際大学客員教授、横浜市立大学客員准教授、2015年に東日本国際大学教授に就任。2020年京都芸術大学客員教授に就任。現在、脳科学や心理学をテーマに研究や執筆・講演活動を精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)