• 本

介護事故・トラブルを防ぐ72のポイント 利用者と職員を守る介護現場のリスクマネジメント

改訂3版

出版社名 自由国民社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-426-13048-0
4-426-13048-4
税込価格 2,200円
頁数・縦 239P 21cm
シリーズ名 介護の事故・トラブルを防ぐ70のポイント

商品内容

要旨

事業者・管理者必携!リスク最小化と生産性向上で現場を守る!2024年改定の運営基準/運営指導マニュアル等に対応!介護現場の生産性向上・身体的拘束の適正化・カスハラなど最新テーマに対応!

目次

1 事例紹介 今、介護現場ではどんな事故・トラブルが多発しているか?(現場の「死角」と「事後把握」の不備 ショートステイでの転倒事故が思わぬ訴訟にまで発展!?
利用者の「とっさの行動」が事故に? 「ひとりでできる」と思い込んだ利用者が車いすから「転落」! ほか)
2 基本編 介護事故・トラブルを防ぐための基本とは何か?(事故・トラブルの発生には法則がある!? なぜ「起こるのか」を知ることから始めよう
利用者をアセスメントするだけでは足りない 利用者・介護者・環境の3リスクに注目! ほか)
3 応用編 介護現場で多い事故・トラブルを防ぐ実践(転倒・転落
誤嚥事故 ほか)
4 事後対処編1 それでも事故が起こった場合の対処法(事故を防ぐだけでなく起こった後のことも 「被害をどれだけ抑えられるか」という考え方
被害を抑えるためのポイントはどこに? 早期発見と適切な診断・対処、連絡体制を整える ほか)
5 事後対処編2 利用者側のクレームなどへの対応(対応を誤ると現場に大きなダメージが クレーム処理は「事故防止」にもつながる
事故・トラブルの構造を頭に入れて考える 苦情・クレームの水面下に隠れているもの ほか)
巻末資料

出版社・メーカーコメント

介護事業者・現場管理者・サービス提供責任者・介護職員などに最適! 介護現場に潜むリスクを感知して最小化。介護事故・トラブルにつなげない! 介護事業所の慢性的な介護スタッフ不足が続く中で、2020年以降の新型コロナ、2022年以降のインフレによる燃料費・食料品・各種物品の高騰、2024年度の介護報酬改定もわずか+129%にとどまるなど、介護現場の負担はますます厳しいものとなっています。今年8月までの介護事業者の倒産件数(負債1千万円以上)も全国で114件と、増え続けています。予算や人員が限られ、厳しい労働環境にある今どきの介護現場は、常に介護事故やトラブルのリスクにさらされており、虐待事案なども増えています。ひとたび重大事故が起これば、それは即事業所の存続にかかわる事態となります。「リスク」をそのままにしていてはなりません。 そうした中で本書は、新型コロナ、介護現場の生産性向上、身体的拘束の適正化、カスタマーハラスメント対策など、2024年度介護報酬改定や運営基準、運営指導マニュアル改正に伴う最新テーマに対応!

著者紹介

田中 元 (タナカ ハジメ)  
昭和37年群馬県出身。介護福祉ジャーナリスト。立教大学法学部卒業。出版社勤務後、雑誌・書籍の編集業務を経てフリーに。主に高齢者の自立・介護等をテーマとした取材、執筆、ラジオ・テレビ出演、講演等の活動を精力的におこなっている。現場を徹底取材した上での具体的問題提起、わかりやすい解説には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)