商品内容
| 要旨 |
言語を文化として捉える「意味論」の名著。「言語は伝達のための手段にすぎない」という常識とは逆に、言語が意味や文化を作り出すことを示したのが本書である。「アパート」と、「マンション」「レジデンス」との語感の違い、「厠」から「便所」、「手洗い」「洗面所」「トイレ」への移り変わり、「讃美歌」からの「ヨンビカ」という幼児の誤った造語、「薄霞」を「臼が住み」と聞き違える歌詞解釈など、日常的な言語使用の場面を豊富に引きながら平易に解説し、言語と意味の豊かな世界を切り開いて飽きさせない。「入門以前」の読者を対象にした、魅力あふれる言語学への招待。 |
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| 目次 |
序章 二つの挿話 |



出版社・メーカーコメント
ことばの意味はなぜ変わっていくのか?私たちは毎日、膨大な量のことばと記号、そしてそれらが表す意味に囲まれて暮らしている。本書は、現代言語学の中心分野である「意味論」の立場から日常生活における言語体験を分析し、ことばの意味が固定したものではなく、時代や文化、状況の違いによって様々に変転することを明らかにする。さらに文化や思考様式と、言語の意味構造がどのように連関しているのかを、豊富な事例を挙げながら解説する。意味論の新しい世界を切り開いて長く読まれた記念碑的著作を復刊する。