書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件
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恋とか愛とかやさしさなら
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- ほんのいえ宮脇書店越谷店 (埼玉県越谷市)
期待せずにはいられない注目の直木賞受賞第一作。描きたかったであろう作者の恋愛小説への強い思いが伝わってくる。
主人公がもがき苦しむモノローグに思わず息をのんでしまう。独特の余韻と読後感を漂わせる作家一穂ミチのこれからの作品にもいちだんと興味がわいてきた。(2024年11月27日)
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商品内容
要旨 |
プロポーズされた翌日、恋人が盗撮で捕まった。直木賞受賞第一作。全国の書店から過去最大級の反響が殺到中の、著者新境地となる恋愛小説。 |
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出版社・メーカーコメント
プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。 カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が”出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。信じるとは、許すとは、愛するとは。男と女の欲望のブラックボックスに迫る、著者新境地となる恋愛小説。わたしの心と体を通ってきた、無数の、犯罪の名前が付かないたくさんの傷のことを考えた。苦しかった。読めてよかった。−−高瀬隼子(作家)僕はこの物語を、生涯忘れることはありません。−−けんご(小説紹介クリエイター)女性が置かれている地獄のある側面が突きつけられる。−−スケザネ(書評家) 【編集担当からのおすすめ情報】 第171回直木賞受賞(『ツミデミック』光文社刊)後、第一作。初回配本限定の書き下ろしショートショートをカバー裏に収録!自分だったらどうするだろう?答えの出ない問いかけを、何度も何度も繰り返して書きました。−−一穂ミチ