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芸術と社会 表現の自由と倫理の相克

出版社名 中央公論美術出版
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-8055-0985-2
4-8055-0985-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 291P 21cm

商品内容

要旨

芸術の「自由」はどこに?芸術が社会に与える影響に焦点を当て、芸術が社会において果たす役割を探求する。

目次

HOMO ARTIFEX―芸術における自由について(レシェク#ソスノフスキ)
戦後の歴史認識 日本とポーランド(吉岡/洋)
新しい回帰(アンダ#ロッテンベルク)
ロマン・インガルデン―人間と創造する義務(レシェク#ソスノフスキ)
芸術と民主主義 ポーランドと日本の事例から(加須屋/明子)
「展示」という制度と大衆―文化の基層構造から美術制度を捉える(山下/晃平)
芸術の伝統 近代化と検閲(マリア#ブレヴィンスカ)
ホロコースト芸術に対するポーランドの歴史政策(ピョトル#フォレツキ)
戦争の記憶と忘却―日本とポーランド(重田/園江)
ホロコースト写真をめぐる倫理的諸問題―カダン、“諸国民のなかの正義の人”、カラー写真(加藤/有子)
国家主義者による記憶の流用について(ピョトル#リプソン)
ウェストスプレイニング―中東欧諸国における政治歴史的主体の回復 現代美術作家の諸例から(パヴェウ#パフチャレク)
高度情報化社会における検閲の考え方―AI時代を見据えて(井出/明)
ラウンドテーブル・ディスカッション(加須屋/明子 編)