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プラテーロとぼく

小学館世界J文学館セレクション

出版社名 小学館
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-09-290679-2
4-09-290679-X
税込価格 1,760円
頁数・縦 317P 19cm

商品内容

要旨

スペインで最も愛されたロバの散文詩が全138章の「完訳」で読める!詩人の「ぼく」は心を病み、故郷のスペインの村、モゲールで療養する。「ぼく」の相棒は、やわらかい毛並み、黒い宝石のような瞳を持つ小さなロバ、プラテーロ。素朴で純粋な心の持ち主として、「ぼく」はプラテーロといっしょに喜んだり、驚いたりしながら、見たものや聞いたものをプラテーロに語りかけていく。

目次

プラテーロ
白い蝶
たそがれどきの遊び
日食
ふるえ
幼稚園
頭のおかしい人
ユダ
イチジク
アンジェラスの祈り!
家畜墓場
とげ
ツバメ
馬小屋
去勢された子馬
むかいの家
のろまな子ども
幽霊
紅色の景色
オウム〔ほか〕

著者紹介

ヒメネス,フアン・ラモン (ヒメネス,フアンラモン)   Jim´enez,Juan Ram´on
1881年、スペイン南部のアンダルシア州、ウエルバ郡モゲールで生まれた、二十世紀スペインを代表する詩人。同時代のスペイン語圏の詩人と交流して影響を与えあい、多数の詩集を書いたが、スペイン内戦が勃発した1936年、アメリカ合衆国に逃れ、後にプエルトリコに定住した。故郷モゲールを舞台にした本書『プラテーロとぼく』は、多数の言語に翻訳され、世界じゅうの人びとに愛読されている。1956年、ノーベル文学賞を受賞。1958年、プエルトリコで死去
宇野 和美 (ウノ カズミ)  
東京外国語大学スペイン語学科卒業後、出版社勤務を経て、1995年に翻訳家デビュー。スペインや中南米の絵本、児童文学、文学作品の紹介や普及に努めてきた。七十点以上の訳書がある
早川 世詩男 (ハヤカワ ヨシオ)  
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)