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イスラエルvs.ユダヤ人 中東版「アパルトヘイト」とハイテク軍事産業

増補新版〈ガザ以後〉

出版社名 明石書店
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-7503-5843-7
4-7503-5843-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 437P 19cm
シリーズ名 イスラエルvs.ユダヤ人

商品内容

要旨

元『ルモンド』のジャーナリストがイスラエル社会の日常から政治制度までを横断し、イスラエル、そして世界の行く末を示唆する、警鐘の書。“ガザ以後”を増補した待望の新版!AIを駆使して民間人を「計算通り」に攻撃し、「テロ攻撃など無駄だ」と敵に教え込もうとする“ダヒヤ・ドクトリン”。だが、そうしたイスラエルの犯罪は「ユダヤ人全員」に対する憎悪をかき立てた邪悪な者たちの到来を招く恐れがある。ネタニヤフたちは、世界中のユダヤ人を奈落の底に引き込もうとしているのだ。

目次

イントロダクション―埋めることのできない溝
第1章 恐怖を植えつける―軍事支配
第2章 プールの飛び込み台から小便する―イスラエルの変貌
第3章 血筋がものを言う―ユダヤ人国民国家
第4章 白人の国―純血主義の台頭
第5章 イスラエルの新たな武器―サイバー・セキュリティ
第6章 公安国家―権威主義的な民主主義
第7章 絶滅危惧種―イスラエル法制度の危機
第8章 ヒトラーはユダヤ人を根絶したかったのではない―ネタニヤフの歴史捏造、反ユダヤ主義者たちとの親交
第9章 黙ってはいられない―反旗を翻すアメリカのユダヤ人
第10章 今のはオフレコだよ―臆病なフランスのユダヤ人
第11章 イスラエルにはもううんざり―ユダヤ教は分裂するのか
第12章 鍵を握るアメリカの外交政策―トランプ後の中東情勢
結論 イスラエルvs.ユダヤ人

著者紹介

シペル,シルヴァン (シペル,シルヴァン)   Cypel,Sylvain
パリを拠点とするフリーのジャーナリスト。フランスの新聞『ルモンド』の国際報道部の副部長を経て副編集長を歴任。2007年から2013年にかけて同紙のニューヨーク特派員を務めた。エルサレム大学で国際関係の学位を取得するなど、イスラエルには12年間滞在したことがある
林 昌宏 (ハヤシ マサヒロ)  
1965年名古屋市生まれ。翻訳家。立命館大学経済学部卒業
高橋 和夫 (タカハシ カズオ)  
放送大学名誉教授。福岡県北九州市生まれ、大阪外国語大学外国語学部ペルシア語科卒、コロンビア大学国際関係論修士、クウェート大学客員研究員、放送大学教員などを経て2018年4月より一般社団法人先端技術安全保障研究所会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)