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青い絵本

出版社名 実業之日本社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-408-53867-9
4-408-53867-1
税込価格 1,540円
頁数・縦 154P 19cm

商品内容

要旨

「最後の絵本なの。手伝ってくれないかしら」絵本作家として活躍する高城好子はかつて美弥子の継母だった。漫画家のアシスタントを生業とする美弥子は、旅の誘いを受けて再会した好子が余命幾ばくもないと悟る。共同制作したいという好子の望みを叶えるため、“母”と“娘”は湖畔のホテルで絵本『あお』の構想を深め合う…(「青い絵本」)。作家、編集者、セラピスト、書店員―さまざまな形で絵本に関わる人々が、絵本を通じて過去と対話し再生する姿を、静謐な筆致で紡ぎ出す。表題作ほか全五話収録の珠玉作品集。

出版社・メーカーコメント

作家、編集者、セラピストそして読者−−「絵本」でつながる様々な人生模様を、静謐な文章で紡ぎ出す。直木賞作家の珠玉短編集。

著者紹介

桜木 紫乃 (サクラギ シノ)  
1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」でオール讀物新人賞を受賞。07年同作を収めた『氷平線』で単行本デビュー。13年『ラブレス』で島清恋愛文学賞、『ホテルローヤル』で直木三十五賞、20年『家族じまい』で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)