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養老先生、がんになる

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-7678-3343-9
4-7678-3343-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

心筋梗塞の奇跡的回復から4年。がん治療と死と、まるの現在。肺がんが発見されてから、養老先生の意識や考え方に変化はあったのか?抗がん剤治療の途中までの約3カ月間に密着したシリーズ最新刊。

目次

序章 家族が支えていることも知ってほしい 父 養老孟司ががんになった(養老暁花)
第1章 がんは自分だけの病気ではない 養老先生、肺がんになる
第2章 心筋梗塞から4年、肺がんで再び入院 養老先生、抗がん剤治療を受ける
第3章 昆虫から自然について学んでほしい 抗がん剤をしながら念願の虫展開催
第4章 抗がん剤は終えたが、がん治療は長期戦 養老先生の放射線治療の前に
第5章 がん治療と死と、まるの現在 東大病院は患者にやさしい病院に変わってきた“対談”養老孟司×中川恵一

出版社・メーカーコメント

86歳になった養老先生が、病気と闘いながら老いや人生、「生きること」と向き合った闘病記。86歳の養老先生が「がん」になりました。深刻かと思いきや本人は元気でぴんぴんしています。5月から始まった抗がん剤治療、6月の建長寺虫供養、7月、8月の虫展開催に向けて準備をしながら、治療のために再度入院。教え子で自らもがん患者である東大病院放射線科医師の中川恵一先生が養老先生の病状と治療について往復書簡で伝えます。ご息女・養老暁花さんはじめ家族の声や主治医の解説も収録。もしもの時に知りたい正しい健診やがん治療の最新情報も解説した、養老節炸裂・「よく生きる」ための明るく愉しい闘病記。

著者紹介

養老 孟司 (ヨウロウ タケシ)  
1937(昭和12)年、神奈川県鎌倉生まれ。解剖学者。東京大学医学部卒。東京大学名誉教授。1989(平成元)年『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。新潮新書『バカの壁』が大ヒット、450万部超えのベストセラーとなる。また新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞した
中川 恵一 (ナカガワ ケイイチ)  
1960年(昭和35)年、東京都月島生まれ。東京大学医学部医学科卒業後、同大学医学部放射線医学教室入局。社会保険中央総合病院放射線科、東京大学医学部放射線医学教室助手、専任講師、准教授を経て、東京大学大学院医学系研究科特任教授。2003年〜2014年、東京大学医学部附属病院緩和ケア診療部長を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)