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大震災’95

新装版

河出文庫 こ16−4

出版社名 河出書房新社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-309-42150-6
4-309-42150-4
税込価格 1,320円
頁数・縦 429P 15cm
シリーズ名 大震災’95

商品内容

要旨

一九九五年一月十七日午前五時四十六分五十二秒、阪神・淡路を襲った震度七の直下型地震。小説『日本沈没』の著者は責任感に突き動かされるように、一年間にわたり全貌の記録と総合的な解析を行い、この国の災害対策の様々な問題点に迫ってゆく。過去と現在の災害を風化させないために、未来の災害に備えるために―。災害記録の名著にして、永遠の警鐘の書。

目次

第1章 一九九五年一月十七日午前五時四十六分五十二秒(混乱から年が変わった一九九五年
たった十秒間のできごと ほか)
第2章 全貌を把握するために(あの日から半年
心細い気象台の観測網 ほか)
第3章 再生に向かって(都市文化の蓄積が復興に
“対談”こころのケア(精神病理学者・野田正彰) ほか)
第4章 二十一世紀の防災思想へ(“対談”観測(京都大学教授・土岐憲三)
謎深かった中途階挫屈 ほか)

著者紹介

小松 左京 (コマツ サキョウ)  
1931年、大阪生まれ。京都大学文学部卒(イタリア文学専攻)。日本を代表するSF作家。『日本沈没』は490万部を超える大ベストセラーに。同作で日本推理作家協会賞および星雲賞日本長編部門受賞。『首都消失』で日本SF大賞受賞。2011年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)