〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学
出版社名 | NHK出版 |
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出版年月 | 2024年11月 |
ISBNコード |
978-4-14-081979-1
(4-14-081979-0) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 236P 19cm |
商品内容
要旨 |
本書における“弱さ”とは、自らの意志とは関係なく、選択肢を奪われている立場のこと。激動の歴史、そして暴力的な社会のなかで、声を奪われ、人生の断崖に追い詰められる―。そんな“弱さ”に置かれた人々の思考と格闘を、韓国現代文学は、リアルに、真摯に描いている。そこに込められた「声」を聴き取るために、一つひとつの物語を、丁寧にほどいていく。NHK「カルチャーラジオ 文学の時間」で放送されたラジオ講座が待望の書籍化! |
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目次 |
試練の歴史と作家のまなざし―パクミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』 |
出版社・メーカーコメント
物語の中の〈弱さ〉が、読む人の心に光を灯すどの作品も、〈弱さ〉を正面から描いているから−−。著者が数々の作品の翻訳を手掛けるなかで、「なぜ韓国現代文学に魅せられるのか」を自らに問い、深く考えてたどり着いたのが、この答えでした。