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悪意のきれっぱし

増補版

ちくま文庫 い106−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-480-43993-2
4-480-43993-5
税込価格 1,320円
頁数・縦 401P 15cm
シリーズ名 悪意のきれっぱし

商品内容

要旨

生島治郎は、早川書房の編集者として日本版「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」や「異色作家短篇集」などに携わった。作家転身後、日本のハードボイルド小説の第一人者として活躍。本書は、クールとユーモアが共存する変幻自在な語り口で、1980年代に流行するサイコサスペンスの先駆的な作品群をまとめた怪奇・幻想・奇妙な味の短篇集。旧版の11作に6作を加え大幅な増補をおこなう。

出版社・メーカーコメント

日本ハードボイルドの第一人者による1980年代に流行するサイコサスペンスの先駆的な作品群をまとめたクールとユーモアが共存する異色短篇集。

著者紹介

生島 治郎 (イクシマ ジロウ)  
1933‐2003年。上海生まれ。終戦間近、長崎に引き揚げ、長崎から金沢、横浜へと移る。早稲田大学英文科を卒業し、デザイン事務所勤務を経て、1956年早川書房に入社。日本版「エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン」創刊に携わり、第二代編集長を務める。退社後の1964年に『傷痕の街』を刊行し作家デビュー。1967年『追いつめる』で第57回直木賞受賞。日本の正統派ハードボイルドの第一人者として、ミステリを中心に多数の作品を発表する。1989年から1993年まで日本推理作家協会理事長を務めた
日下 三蔵 (クサカ サンゾウ)  
1968年、神奈川県生まれ。SF・ミステリ評論家、アンソロジスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)