• 本

彼女が知らない隣人たち

角川文庫 あ42−30

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-04-115142-6
4-04-115142-2
税込価格 968円
頁数・縦 295P 15cm

商品内容

要旨

縫製工場でパート勤務をしつつ夫や子どもたちと平凡な日々を送っていた咏子は、駅前での爆発事件をきっかけに周囲の不穏な変化を感じ始める。同僚の外国人技能実習生に対するネット上での誹謗中傷、不可解な言動を繰り返す反抗期の息子、図書館での第2の爆発騒動。一連の事件に家族が関与しているのではと疑念が膨らんだ咏子は…。愛する人の心の内を、どこまで理解できるのか。衝撃の社会派ミステリ!

出版社・メーカーコメント

地方都市で暮らす三上咏子は、縫製工場でパートとして働きながら、高校生の翔琉と小学生の紗希、夫の丈史と平凡な毎日を送っていた。ある日の夕方、駅近くの商業施設から白い煙が上がるのを目撃。近くの塾に通う息子が気になり電話を掛けるが、「誰かが爆弾を仕掛けたテロだ」と興奮して語る様子に違和感を覚える。翌日、今度は市立図書館でも同様の事件が発生。いったいなぜこの町で、こんなことが? 咏子は今まで気にも留めなかった、周囲の異変に気がついていく・・・・・・。

著者紹介

あさの あつこ (アサノ アツコ)  
岡山県生まれ。大学在学中より児童文学を書き始め、小学校講師ののち、1991年『ほたる館物語』で作家デビュー。97年『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞、99年『バッテリー2』で第39回日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー1〜4』で第54回小学館児童出版文化賞、11年『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞、24年「弥勒」「おいち不思議がたり」「闇医者おゑん秘録帖」の3シリーズで第13回日本歴史時代作家協会賞シリーズ賞を受賞。児童文学から時代小説まで様々なジャンルの書き手として、幅広い世代に親しまれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)