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夢殿殺人事件

角川文庫 お100−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-04-115667-4
4-04-115667-X
税込価格 770円
頁数・縦 316P 15cm

商品内容

要旨

北多摩の尼寺・寂光庵。夢殿とよばれる密室にて、推摩居士は殺されていた。夢殿の2階へ続く階段の壁に直立した血みどろの屍体は、体中の血を全て抜かれ、両上腕と両腰にはそれぞれ梵字形の傷が刻まれていた。そして、3階の孔雀明王の大画幅の前からは巨鳥の趾跡が…。庵主に依頼された刑事弁護士・法水麟太郎は、事件解決に乗り出す(「夢殿殺人事件」)。「黒死館殺人事件」でおなじみの名探偵が活躍する傑作短編集。

出版社・メーカーコメント

栃木の尼寺・寂光庵の夢殿とよばれる密室にて殺人事件が起きる。死体は体中の血を全て抜かれ、両肘と両腰に梵字型の傷が刻まれていた…。( 「夢殿殺人事件」)。刑事弁護士・法水麟太郎が活躍する短編集。

著者紹介

小栗 虫太郎 (オグリ ムシタロウ)  
1901年、東京の酒問屋の家に生まれる。22年四海堂印刷所を設立。33年、甲賀三郎の推薦により「完全犯罪」を小栗虫太郎名義で「新青年」に発表。探偵小説家として注目される。46年、執筆中に脳溢血で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)