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老いを読む老いを書く

講談社現代新書 2759

出版社名 講談社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-06-537856-4
4-06-537856-7
税込価格 1,056円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

老後の不安と欲望をエネルギーに、咲き乱れる「老い本」の世界―そこに映し出された私たちの無意識とは。先人・達人は老境をいかに乗り切ったか。名エッセイストが読み解く「老い」のニッポン精神史。

目次

第1章 老いの名作は老いない(迷惑をかけたくない―『楢山節考』
いつか、自分も―『恍惚の人』
マンガが見つめる孤独―『いじわるばあさん』
古典の老いと理想―『竹取物語』『枕草子』『徒然草』『方丈記』)
第2章 老いをどう生きるか(百歳の人間宣言
定年クライシス
六十代―老人会のフレッシュマン
「乙女老女」は未来志向)
第3章 老いのライフスタイル(一人暮らし
おしゃれの伝承
おばあさんと料理
田舎への移住)
第4章 老いの重大問題(金は足りるのか
配偶者に先立たれる
「死」との向き合い方
老人と性)

出版社・メーカーコメント

老後の不安と恐怖をガソリンに、百花繚乱の「老い本」ワールド−−そこに映し出される私たちの無意識とは? 名エッセイストが読み解く「老い」のニッポン精神史。

著者紹介

酒井 順子 (サカイ ジュンコ)  
1966年、東京都生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを連載する。大学卒業後、広告会社勤務を経て執筆に専念。2003年に発表した『負け犬の遠吠え』がベストセラーとなり、婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)