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女人果

春陽文庫 お23−1 探偵小説篇

出版社名 春陽堂書店
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-394-98013-1
4-394-98013-5
税込価格 1,265円
頁数・縦 445P 15cm

商品内容

要旨

二百数十名の乗客とともに欧州に向かう汽船・穂高丸に某国のスパイが乗り込んでいるとの報せが無電で届いた。二等運転士の西塔靖吉は洋上でその正体を探る中、社長令嬢・三藤弓子の世話係・吹江伸子が船室で自殺を図っているのを発見する。伸子の手記には、恐ろしい陰謀に翻弄された彼女の半生が綴られていた!女性たちによる恋と復讐の物語の奇怪な顛末とは―?

著者紹介

小栗 虫太郎 (オグリ ムシタロウ)  
1901(明治34)〜1946(昭和21)年。本名・栄次郎。東京生まれ。京華中学卒。1933(昭和8)年、「完全犯罪」でデビュー。以後、「後光殺人事件」「聖アレキセイ寺院の惨劇」など法水麟太郎が登場する特異な本格ミステリを次々と発表。戦時中に陸軍報道班員としてマレーに赴任した。戦後、疎開先の長野県で急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)