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〈図説〉世界の性と売買の歴史 バビロニアの神聖娼婦から江戸吉原、第二次大戦下まで

出版社名 原書房
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-562-07481-5
4-562-07481-7
税込価格 5,280円
頁数・縦 288,16P 22cm

商品内容

要旨

性を売る行為はどのように行われ認識されてきたか。「性的自由の出版賞」を受賞した気鋭研究者が売買春にまつわるステレオタイプを解き、新たな視点を与える。

目次

第1章 神々への奉仕―古代世界のセックス
第2章 ヒキガエルと雌オオカミ―古代ギリシャ・ローマ世界における売春
第3章 金の卵を産んだガチョウ―中世ロンドンのセックスワーク
第4章 真っ当な娼婦―ルネサンス・ヨーロッパにおける売春
第5章 月夜の愉しみ―江戸日本の浮世
第6章 モリー・ハウスと男娼―摂政時代の男たちの売春
第7章 梅花の達人―清王朝におけるセックス
第8章 巨大な社会悪―一九世紀の売春
第9章 汚れた鳩と監獄の島―自由の国における売春
第10章 メゾン・ド・トレランス―セックスとベル・エポック
第11章 予防という独裁政治―戦時下のセックス

出版社・メーカーコメント

古代世界の神殿における神聖な売春から、中世ロンドン、江戸吉原、清朝中国、近代フランス、英国、開拓時代アメリカ、第二次大戦下ヨーロッパまで、性を売る行為はどのように行われ認識されてきたか。図版500点。

著者紹介

リスター,ケイト (リスター,ケイト)   Lister,Kate
リーズ・トリニティ大学芸術コミュニケーション学部講師。セックスワークの歴史を研究し、歴史的セクシュアリティ研究のための学際的デジタルアーカイブであるオンライン研究プロジェクト「Whores of Yore」をキュレーションしている。inewsやWellcome Trustに寄稿している。Sexual Freedom Publicist of the Year Award(性的自由の出版賞)を受賞
風早 さとみ (カザハヤ サトミ)  
明治学院大学大学院文学研究科修了。大学の非常勤講師等を経て、書籍翻訳に携わるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)