ワルイコいねが
出版社名 | 講談社 |
---|---|
出版年月 | 2024年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-536020-0
(4-06-536020-X) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 186P 20cm |
商品内容
要旨 |
「そのときに、あいつ、車いすのおばあさんにむかって、そろそろですか、っていったんだよ」「そろそろって?」「そろそろ天国に行くんですかって」 |
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ワルイコいねが
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-536020-0
(4-06-536020-X) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 186P 20cm |
要旨 |
「そのときに、あいつ、車いすのおばあさんにむかって、そろそろですか、っていったんだよ」「そろそろって?」「そろそろ天国に行くんですかって」 |
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0100000000000034678470
4-06-536020-X
ワルイコいねが
安東みきえ/著
講談社
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BK
出版社・メーカーコメント
あの転校生の辻アキトだ。ジャンパーにジーンズの辻さんは電柱のうしろにかくれるようにして、お寺をじっと見つめていた。道をへだてたところにいるあたしには気づいていないようすだ。しんせきの集まりできたのだろうか。いや、それならば同じように黒い服を着るだろうし、かくれてながめる必要はない。めずらしいのか。おそうしきや法事といった風習が、前に住んでいた町とはちがっていいて、何かよほどきょうみをひかれるところがあるのだろうか。まったく周囲に注意をはらっていないほどの真剣さが不思議だった。(本文より)あらすじーー「うっかり自分の考えを言わないのがせいかいなのだ」と思いつつ、そんな自分を少しみみっちい性格だと思っている美海は、正直になんでも言いすぎて「性格が悪い」とクラスメートから言われている隣のクラスに転校してきた辻アキトと仲良くなる。アキトは別に悪い子ではなく、少し変わっているだけだと思っていた美海だが、やがてアキトがお寺だのおそうしきだの、不吉な場所にばかり興味を持ったりお年寄りに厳しい様子を何度か見てしまい胸がざわざわしてくる。