この星のソウル
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2024年11月 |
ISBNコード |
978-4-10-444413-7
(4-10-444413-8) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 189P 20cm |
商品内容
要旨 |
ソウルという「都」に刻まれた150年。李朝終末期の国王高宗と日本人に斬殺された王妃閔妃、日本の植民地統治下で創作をつづけた作家や詩人たち、抗いを生きる思想家、東京からきた「在日」の女子留学生…。儚い生の連なりが、激動の日朝関係史を織りなしてゆく。過ぎた日々を丹念に辿り、未来を見晴るかそうとする「歴史」小説。 |
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出版社・メーカーコメント
歴史の奔流に抗うには、人ひとりの命はあまりに儚い−−。李朝最後の王高宗は、閔妃を日本人に斬殺され、息子をロシア語通訳に毒殺されかかりながらも強かな抵抗を続けた。日本統治下の作家や詩人たち、「私」をガイドしてくれた在日の女子留学生。儚い生の連なりが、激動の朝鮮史を織りなしてゆく。過去を掘り下げることによって未来を見晴るかす視野をひらく刺激に満ちた歴史長篇。