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ベトナムの経済発展と未来 日本の開発協力と日越企業の経営・人材戦略を通じて

出版社名 芙蓉書房出版
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-8295-0890-9
4-8295-0890-6
税込価格 3,850円
頁数・縦 381P 21cm

商品内容

要旨

中国に代わる生産拠点・ベトナム経済の行方は?1990年代以降の経済発展を検証し、外国直接投資(FDI)等の歴史や日越企業の経営・人材戦略とケーススタディから未来を展望する。

目次

第1部(日本のODA政策とベトナム
「アジアの奇跡」と経済発展―1990年代のベトナムの「離陸」
1990年代のベトナムの経済発展と日本・ベトナム貿易―繊維産業への注目
フォーク株式会社の1990年代の取り組み―縫製業のケース
外国直接投資(FDI)は国民生活に役立つか?)
第2部(巨大都市ホーチミン市の変貌とFDI
ベトナムの産業政策 IT化への歩み
ベトナム企業の新展開と課題―企業法の変遷と「天満ベトナム事件」に着目して
ビングループのスマホ事業への進出と撤退
Tiger Vietnamのケース―ベトナムでの人材育成への取り組み
ベトナムにおけるガス供給機器メーカーのグローバル戦略―矢崎総業、I・T・O、桂精機製作所(カツラベトナムKVN)を通して
ベトナムの未来)

著者紹介

藤江 昌嗣 (フジエ マサツグ)  
明治大学経営学部専任教授、明治大学MOS(マネジメント・オブ・サステナビリティ)研究所所長。釧路市生まれ、帯広市を経て、旧浦和市。京都大学経済学部卒業。日本鋼管(株)、神戸大学大学院を経て、岩手大学人文社会科学部専任講師、東京農工大学農学部助教授、明治大学経営学部助教授。1993年4月明治大学経営学部教授。ポートランド州立大学客員教授(2000〜2002年)。1994年3月京都大学博士(経済学)。戦略研究学会会長(2015〜2023年)を経て、現在顧問。専攻は統計学・経済学
杉山 光信 (スギヤマ ミツノブ)  
東京大学文学部卒業。東京大学新聞研究所教授を経て、明治大学文学部教授を務め、2015年に退職
上田 義朗 (ウエダ ヨシアキ)  
流通科学大学名誉教授・合同会社TET代表社員。大阪府生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程満期退学(1983年)後、日本証券経済研究大阪研究所研究員を経て、流通科学大学商学部助教授・教授。その間にアジア経営学会会長、日本ベトナム経済交流センター副会長など歴任
東長 邦明 (トウナガ クニアキ)  
明治大学MOS(マネジメント・オブ・サステナビリティ)研究所客員研究員。戦略研究学会常任理事・事務局長。医療法人財団医親会顧問。三重県生まれ。京都大学経済学部卒業。東京海上ホールディングス(株)勤務(アジア地域本部取締役CIO、欧州・北米・東南アジア・中国各地域本部取締役・監査委員)を経て現職。1999年より明治大学兼任講師。2008年より明治大学ビジネスイノベーション研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)