君の名前の横顔
ポプラ文庫 こ7−1
出版社名 | ポプラ社 |
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出版年月 | 2024年12月 |
ISBNコード |
978-4-591-18443-1
(4-591-18443-9) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 419P 16cm |
商品内容
要旨 |
想像上の怪物・ジャバウォックを怖れ、学校に行きたがらない小学生の冬明を優しく見守る、母親の愛と義兄の楓。しかし「ジャバウォックが紫色の絵具を盗んだ」と冬明が告げた日から、現実が変容していく。ジャバウォックの正体が明かされた時、かつてない衝撃が訪れる。『いなくなれ、群青』『さよならの言い方なんて知らない。』『彗星を追うヴァンパイア』の著者が描く、現実とファンタジーが交錯する、壮大な家族の物語。第三回読者による文学賞受賞作。 |
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出版社・メーカーコメント
世の中のすべての悲しみを避けて歩くのも、なんだか気持ちの悪いことのような気がした。『いなくなれ、群青』、『昨日星を探した言い訳』の著者が描く、血の繋がらない家族と名前をめぐる物語。夫を亡くし、小学生の息子・冬明を一人で育てるシングルマザーの愛。父親の死後、義母の愛と弟の冬明を見守りながらも、家族という関係に違和感を持つ大学生の楓。「世界の一部を盗む」想像上の怪物・ジャバウォックを怖れ、学校に行きたがらない冬明に二人は寄り添おうとするが、「紫色の絵具がなくなったんだ。ジャバウォックが盗っちゃったんだよ」と冬明が告げた日から、現実が変容していく。ジャバウォックの真実を知ったとき、あなたもきっと、その怪物を探し始める−−。家族とは、常識とは何かを問い直す、壮大なファンタジーエンタメ小説。