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GitLabに学ぶパフォーマンスを最大化させるドキュメンテーション技術 数千ページにもわたるハンドブックを活用したテキストコミュニケーションの作法

出版社名 翔泳社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-7981-8570-5
4-7981-8570-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 279P 19cm

商品内容

要旨

世界最大のリモート組織が実践する徹底したドキュメント化の手法。本書は、世界でも有数のドキュメント作成ノウハウを持っているGitLabを参考にした「ドキュメント作成」や「テキストコミュニケーション」の入門書です。

目次

ドキュメントについて知る
第1部 GitLabのドキュメントを理解する(世界最先端のリモート組織を支えるドキュメント
ドキュメントを組織に導入する必要性
GitLabのドキュメント・テキスト活用に関する思想とルール)
第2部 基本となるドキュメント作成スキルを身につける(ドキュメントの影響範囲と品質
GitLabのテクニカルライティングトレーニング
Valueを活用してライティングスキルを向上させる
メッセージの組み立て方
メッセージの表現方法)
第3部 シーン別のドキュメント作成に対応する(ハンドブックのドキュメント作成
アジェンダの作成
レポートのドキュメント作成
Slackのテキストコミュニケーション
メールやコンテンツのテキストコミュニケーション
イシューの作り方)

出版社・メーカーコメント

世界最大のリモート組織が実践する徹底したドキュメント化の手法本書は、世界でも有数のドキュメント作成ノウハウを持っているGitLabを参考にした「ドキュメント作成」や「テキストコミュニケーション」の入門書です。同社は、世界65カ国に2,000名を超えるメンバーが所属しているグローバルカンパニーです。あらゆる国籍や価値観、タイムゾーンに存在するメンバーのパフォーマンスを引き出すためには、ドキュメントが鍵であると同社は述べています。情報が蓄積されたドキュメントが存在することで、必要な情報にいつでも多くの人がアクセスでき、信頼性の高い情報をベースに業務が進められます。本書では、このような効果的なドキュメントがどうすれば作成できるのか、GitLabのドキュメント作成ノウハウに基づいて解説します。また、GitLabのドキュメント作成方法はかなり具体的なルールや手法が示されていますが、その背景にある理論や研究についても触れることで、表面的な理解だけでなく根本の思想についても学習し、応用できるように説明します。GitLabではすべてのチームメンバーがドキュメント作成スキルを身につけるGitLabのドキュメンテーションスキルは「GitLab Handbook」という情報源に誰でもアクセスできるように公開されています。その中では、次のようなことがうたわれています。・コントロールできない話題は語らない・すべては下書きである・1つの文は1つの論点に絞る・中学2年生レベル読者を想定する・多くの人に向けてメッセージを発信する際には短いメッセージにする本書では、こうしたルールなどに基づき、GitLabのドキュメント作成やテキストコミュニケーションに関するトレーニングについて日本の文化や背景情報も踏まえて解説しているので、同社のノウハウを日本のチームでも使えるようになります。【目次】(抜粋)序章 ドキュメントについて知る第1部 GitLabのドキュメントを理解する第1章 世界最先端のリモート組織を支えるドキュメンテーション第2章 ドキュメンテーションを組織に導入する必要性第2部 基本となるドキュメント作成スキルを身につける第4章 ドキュメントの影響範囲と品質第5章 GitLabのテクニカルライティングトレーニング…

著者紹介

千田 和央 (チダ カズヒロ)  
東証プライム企業からスタートアップまで幅広く人事責任者を経験。GitLabの手法を取り入れた組織作りが認められ、厚生労働省や東京都から優れたリモート組織やキャリア形成ができる組織として表彰される
伊藤 俊廷 (イトウ トシタカ)  
日本のSIerでソフトウェア開発、プロジェクト管理、技術調査、海外勤務などの業務に従事した後、アメリカのアプリケーションセキュリティベンダーにて、戦略顧客にソリューションを導入する任務を担う。現在は、GitLabのAPACリージョンのソリューションアーキテクトとして、技術とビジネス戦略の両面からグローバル市場の顧客がDevOps/DevSecOpsでの成功を実現できるように導く
佐々木 直晴 (ササキ ナオハル)  
2010年野村総合研究所に入社。Webシステムを中心とした開発のテクニカルメンバーとしてさまざまな業種のアジャイル開発プロジェクトに参画し、アーキテクチャ設計やCI/CD環境講築などを担当。2021年7月よりGitLabに入社し、シニアソリューションアーキテクトとして、導入に際する技術検証や顧客社内の開発プロセスの可視化・刷新などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)