商品内容
要旨 |
日本のメディア史のなかで、占領期はどのような意味をもつのか。民主主義への道を探る戦後日本の雑誌と大学新聞、スポーツ紙、さらにCIE図書館の変化をたどるとともに、朝鮮戦争の心理戦でアメリカ軍が展開した諜報活動と情報分析の諸相を解読して、占領期のメディアを駆動した力学の全貌に迫る。 |
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目次 |
複眼で占領期メディアをみる |
要旨 |
日本のメディア史のなかで、占領期はどのような意味をもつのか。民主主義への道を探る戦後日本の雑誌と大学新聞、スポーツ紙、さらにCIE図書館の変化をたどるとともに、朝鮮戦争の心理戦でアメリカ軍が展開した諜報活動と情報分析の諸相を解読して、占領期のメディアを駆動した力学の全貌に迫る。 |
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目次 |
複眼で占領期メディアをみる |
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4-7872-2104-3
占領期のメディアとインテリジェンス
土屋礼子/著
青弓社
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BK
出版社・メーカーコメント
1945年9月から52年4月まで、アメリカを主力とする連合国軍によって日本は占領下に置かれていた。民主化政策の下で、占領期のメディアに対する統制や検閲による変化の実態はどのようだったのか。また、朝鮮半島をめぐる情報戦はどのようにおこなわれたのか。本書ではまず、暴露系の時局雑誌やスポーツ紙、大学生新聞などの主流ではないニュース・メディアの展開を史料から跡づけ、出版やCIE図書館をめぐる施策をひもといて、当時の人々に占領期のメディア政策がどう受け止められていたのかを明らかにする。そして、占領期のインテリジェンス(情報分析や防諜活動)のありようを、朝鮮戦争に関する主要メディアの報道、連合国軍の心理戦としての宣伝ビラ、プロパガンダ放送などを事例に浮かび上がらせる。日本のメディアにとっての占領期のインパクトや、日本の情報政策・機関と占領期の関係性を、アメリカ国立公文書館所蔵の史料などを駆使して鮮やかに描き出す。