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十字屋敷のピエロ

新装版

講談社文庫 ひ17−40

出版社名 講談社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-06-537878-6
4-06-537878-8
税込価格 913円
頁数・縦 399P 15cm
シリーズ名 十字屋敷のピエロ

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商品内容

要旨

「普通じゃないのよ、この家は」十字屋敷の主人・頼子がバルコニーから転落死して四十九日。一族が法要に集った夜、次の主と秘書が刺殺された。外部犯か、あるいは一族の犯行か。すべてを見ていた一体のピエロ人形は、あなたに語りかけてくる―。東野圭吾が仕掛ける精緻にしてフェアな謎解きミステリー。

出版社・メーカーコメント

ぼくはピエロの人形だ。人形だから動けない。しゃべることもできない。殺人者は安心してぼくの前で凶行を繰り返す。もし、そのぼくが読者のあなたにだけ、目撃したことを語れるならば……しかもドンデン返しがあって真犯人がいる。前代未聞の仕掛けで推理読者に挑戦する新感覚ミステリー。

著者紹介

東野 圭吾 (ヒガシノ ケイゴ)  
1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川文庫)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP文芸文庫)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』(講談社文庫)で第48回吉川英治文学賞、2019年、出版文化への貢献度の高さで第1回野間出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)