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王将の前で待つてて

出版社名 集英社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-08-775471-1
4-08-775471-5
税込価格 2,145円
頁数・縦 197P 20cm

商品内容

要旨

十七文字の日々がある。十七文字の世界がある。十七文字の銀河がある。言葉の不思議なコレクション220句、ふたたび。

目次

2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
自選一年一句
俳句を、始めてみませんか

出版社・メーカーコメント

作家として次々と物語を生み出す傍ら、コツコツと詠んできた句を集めた著者待望の第二句集。2010年〜2023年の220句に加え、過去30年に詠んだ句から特にお気に入りの句を選んだ「自選一年一句」と、俳句に興味を持っている「あなた」へと向けた巻末エッセイを収録。日常から銀河まで、豊かなスケールで広がる川上弘美ワールドを堪能しながら、俳句の喜びに心から浸れる一冊。●収録句より10句不機嫌に人ほめちぎるさくらかなたうがらし死んだともだちに会ひたいメロン切るときをんなの目酷薄に沖遠く鯨を呼びて鯨鳴く交む前ザトウクヂラはみつめあふラムネ痛しけふも朝より何もなしヒトやがて示準化石や冬銀河掌の中の枇杷潰すなりはればれとスマホ買ひ即罅入れる夜寒かなレンジの中の小爆発も夏の果【著者略歴】川上弘美(かわかみ・ひろみ)1958年東京都生まれ。94年「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞し作家デビュー。96年「蛇を踏む」で芥川賞、2001年『センセイの鞄』谷崎潤一郎賞、15年『水声』で読売文学賞、23年『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』で野間文芸賞を受賞。その他の小説に『溺レる』『真鶴』『七夜物語』『大きな鳥にさらわれないよう』『僕の死体をよろしくたのむ』『某』『三度目の恋』など、句集に『機嫌のいい犬』がある。

著者紹介

川上 弘美 (カワカミ ヒロミ)  
1958年東京都生まれ。94年「神様」でパスカル短篇文学新人賞を受賞。96年「蛇を踏む」で芥川賞、99年『神様』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、紫式部文学賞、2000年『溺レる』で伊藤整文学賞、女流文学賞、01年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞、07年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『水声』で読売文学賞、16年『大きな鳥にさらわれないよう』で泉鏡花文学賞、23年『恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ』で野間文芸賞を受賞。19年紫綬褒章、23年フランス芸術文化勲章オフィシエを受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)