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Street Fiction by SATOSHI OGAWA

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-04-115535-6
4-04-115535-5
税込価格 1,760円
頁数・縦 254P 19cm

商品内容

要旨

SF・純文学からゲーム・映画・お笑いまで―!新時代の直木賞作家が各界の異才たちと語りつくす、創作のアイデア。小川哲、初の対談集。TOKYO FM/JFNの人気番組がついに書籍化!

目次

万城目学 “万城目ワールド”の生み出し方
小泉今日子 俳優業と執筆業、それぞれの筋肉
渡辺祐真 ゲームシナリオと小説の意外な共通点
千早茜 直木賞同期のこれまでとこれから
逢坂冬馬 戦争を描き、そして「他者」を考える
古川未鈴(でんぱ組.inc) “歌って踊れるゲーマーアイドル”の原点
太田光 お笑いから得た感覚をSF小説に
九段理江 物事に「小説」を見つけ出す
濱口竜介 チームで生み出す物語VSひとりで生み出す物語
加納愛子(Aマッソ) 小説という大喜利の世界
福本伸行 読者と共鳴し合うマンガを目指して
加藤シゲアキ 今、「戦争」を書く意味

出版社・メーカーコメント

新時代の直木賞作家・小川哲の初となる対談集。僕が考えたことはただ一つ−−小説家として語ること−−だけだ。僕より喋りが上手な人なんて、この世界には数えきれないほどいる。でも、僕より小説について考えている人は、たぶんそれほど多くはない。番組には、小説家だけでなく、実にいろんな活動をしているゲストに来ていただいたが、彼らの話の中に「小説」を見つけ、その部分を広げることならできる。(中略)ただゲストが何に興味を持っていて、どういうことを考えているのか、「ゲストの人生」という小説の読みどころを探るように気をつけた。(「まえがき」より)TOKYO FM/JFN発のラジオ対談番組『Street Fiction by SATOSHI OGAWA』がついに書籍化!いま大注目の直木賞作家・小川哲が濃密な対話を重ねたゲストのうち、11名を厳選して収録。小説家はもちろん、映画監督からアイドルまで、さまざまな分野の異才たちの原点と創作のアイデア、そして知られざる本心に迫ります。書籍化を記念して、雑誌『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)2024年1月号に掲載された加藤シゲアキ氏との対談も特別収録。【対談相手一覧(敬称略)】万城目学(小説家)小泉今日子(俳優)渡辺祐真(書評家・ゲーム作家)千早茜(小説家)逢坂冬馬(小説家)古川未鈴(でんぱ組inc)(アイドル)太田光(芸人・小説家)九段理江(小説家)濱口竜介(映画監督)加納愛子(芸人・小説家)福本伸行(マンガ家)加藤シゲアキ(小説家)

著者紹介

小川 哲 (オガワ サトシ)  
1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年、「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテスト“大賞”を受賞しデビュー。17年刊行の『ゲームの王国』で第31回山本周五郎賞と第38回日本SF大賞を受賞。22年刊行の『地図と拳』で第13回山田風太郎賞と第168回直木賞を受賞。同年刊行の『君のクイズ』が第76回日本推理作家協会賞“長編および連作短編集部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)