• 本

皇室とメディア 「権威」と「消費」をめぐる一五〇年史

新潮選書

出版社名 新潮社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-10-603919-5
4-10-603919-2
税込価格 2,090円
頁数・縦 351P 20cm

商品内容

要旨

蜜月から倦怠期、激しい対立まで。揺れ動く関係の本質とは?大正デモクラシー、人間宣言、ミッチー・ブーム、自粛と崩御、生前退位―重要な局面に際して皇室とメディアはいかに相対したのか。時に協調、時にバッシングに振れる皇室報道の裏側とは。注目の天皇制研究者が新聞、月刊誌、ラジオ、テレビ、SNSなどの豊富な実例から両者のダイナミックな関係を読み解く画期的論考!

目次

第1章 大衆社会の成立と天皇制
第2章 天皇制はいかに維持されたのか
第3章 皇太子ブームからミッチー・ブームへ
第4章 「権威」側からの逆襲
第5章 「象徴」を模索する
第6章 「自粛」の構造
第7章 「開かれた皇室」と反発
第8章 「平成流」の定着

出版社・メーカーコメント

「権威」の代弁者か、「象徴」の伴走役か、「消費」に走る商業主義か−−皇室報道の赤裸々な実情を、明治から令和まで一気に展望!

著者紹介

河西 秀哉 (カワニシ ヒデヤ)  
1977年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(歴史学)。名古屋大学大学院人文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)