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日本のものづくり哲学

増補版

日経文庫 F79

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-296-12162-5
4-296-12162-6
税込価格 1,320円
頁数・縦 486P 18cm
シリーズ名 日本のもの造り哲学

商品内容

要旨

本書は、ものづくり経営のロングセラー『日本のもの造り哲学』の増補改訂版です。「ものづくり現場」から発想する戦略論とは何か、なぜ今の日本に必要なのか、どうしたら展開できるか、をまとめました。著者は、約40年にわたって日本の自動車産業を分析してきた現場主義の経営学者です。中国企業との競争の考え方、ゴーン改革の評価、提言の検証など、刊行後の動向を踏まえた解題を各章に掲載。ものづくり企業のビジネスパーソンのみならず、政策立案に携わる官僚、成長戦略をアドバイスするコンサルタントにとっても必読の書です。

目次

第1章 迷走した日本のものづくり論
第2章 「強い工場・強い本社」への道
第3章 ものづくりの組織能力―トヨタを例として
第4章 相性のよいアーキテクチャで勝負せよ
第5章 アーキテクチャの産業地政学
第6章 中国との戦略的つきあい方
第7章 ものづくりの力を利益に結びつけよ
第8章 ものづくり日本の進路

著者紹介

藤本 隆宏 (フジモト タカヒロ)  
早稲田大学大学院教授、東京大学名誉教授。1979年東京大学経済学部卒。三菱総合研究所、ハーバード大学博士課程を経て、1990〜2021年東京大学経済学部助教授・教授・ものづくり経営研究センター長、2021年から現職。専門は技術・生産管理、進化経済学。日経・経済図書文化賞、組織学会高宮賞、新郷賞、日本学士院賞・恩賜賞、日本建築学会著作賞等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)