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慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

角川ホラー文庫 あ9−19

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-04-114078-9
4-04-114078-1
税込価格 858円
頁数・縦 329P 15cm

商品内容

要旨

角川ホラー文庫30周年を記念し、最大の恐怖を詰め込んだアンソロジー、待望の第3弾。有栖川有栖×霧に閉じ込められた学生たちの悲劇。北沢陶×大阪の商家で聞こえる、恨めし気な声とは?背筋×集められた怪談から導かれる真相。櫛木理宇×あなたを追いかける謎の男。貴志祐介×姉の自死を怪しむ妹と叔父の心理戦。恩田陸×車窓から見える看板が描き出す恐怖。本書でしか読めない、夢の競演。ホラーの真髄がここにある!

出版社・メーカーコメント

史上最も豪華な執筆陣に、「最高の恐怖」をテーマに執筆を依頼。「あらゆるホラーのニュージャンル」として生まれた角川ホラー文庫、渾身のアンソロジー!

著者紹介

有栖川 有栖 (アリスガワ アリス)  
1959年大阪府生まれ。89年『月光ゲームYの悲劇’88』でデビュー。2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、08年『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞(小説部門)、18年「火村英生」シリーズで第3回吉川英治文庫賞、22年第26回日本ミステリー文学大賞を受賞
北沢 陶 (キタザワ トウ)  
大阪府出身。イギリス・ニューカッスル大学大学院英文学・英語研究科修士課程修了。2023年、「をんごく」で第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞(大賞)(読者賞)(カクヨム賞)をトリプル受賞し、デビュー。しっとりとした文章で読者を異界に誘い込む、最新鋭のホラー作家
背筋 (セスジ)  
Web小説サイト「カクヨム」に投稿した『近幾地方のある場所について』が話題を呼び、2023年同作の書籍版でデビュー
櫛木 理宇 (クシキ リウ)  
1972年新潟県生まれ。2012年「ホーンテッド・キャンパス」で第19回日本ホラー小説大賞〈読者賞〉を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成。時代を超え、キャラホラー好き、サイコホラー好きなど、様々なジャンルのホラーファンから愛されている
貴志 祐介 (キシ ユウスケ)  
1959年大阪府生まれ。京都大学経済学部卒。96年「ISOLA」が第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、『十三番目の人格ISOLA』と改題して角川ホラー文庫より刊行される。翌年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞、同書は130万部を超えるベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で第58回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、08年『新世界より』で第29回日本SF大賞、10年『悪の教典』で第1回山田風太郎賞を受賞
恩田 陸 (オンダ リク)  
1964年宮城県生まれ。92年「六番目の小夜子」でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞と第2回本屋大賞、06年『ユージニア』で第59回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞など著書多数。幅広いジャンルの作品を手掛けるが、濃密な息遣いで描かれるホラーは絶品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)