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保険 仕組み・商品・事業の本質を考える

出版社名 有斐閣
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-641-16642-4
4-641-16642-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 350P 22cm

商品内容

要旨

保険とは何か?本質を探究する。楽しさを知る。広くて奥の深い保険の世界を、リスクを軸に一貫した視点で捉え、その全体像をつかむための新たな体系を提示する。

目次

いろいろな保険たち リスクに対する多様な保険の世界
第1部 保険の仕組みと原則(リスクに対する制度としての保険 リスクを認識しなければ対策もとれない
保険の誕生と進化 保険はリスクに対する挑戦を支えた
保険の仕組み リスクを引き受けるための技術
保険の本質 保険とは何か
保険契約の特徴 保険の契約はリスクを引き受ける契約だから複雑になる)
第2部 保険の商品(住まいのリスクに対する保険 増大する自然災害リスクのなかでの保険の在り方
自動車のリスクに対する保険 どこまでを強制保険とするのがよいか
人のリスクに対する保険 生命、年金、医療、介護保険の仕組みと課題
企業リスクに対する保険 国内外ビジネスを応援する保険)
第3部 保険事業の本質(保険事業の枠組み リスクを引き受ける事業であるから厳しい規制が必要
保険の事業の特徴と意義 リスクを引き受ける事業の特性と求められる役割)
保険とは何か 保険学は意外に面白い

出版社・メーカーコメント

社会のさまざまなリスクに対応し、個人の生活やビジネスを支える保険。その歴史・制度・理論を、リスクを引き受ける仕組みという保険の本質に焦点を当てて、統一された視点から解説。保険の奥深さと学問の面白さを探求できる、新しい体系的教科書の誕生。

著者紹介

中出 哲 (ナカイデ サトシ)  
早稲田大学商学学術院教授、国際保険法学会(AIDA)海上保険部会長、国際金融消費者学会Executive Director。博士(商学)。略歴:1981年、一橋大学商学部卒業、同年、東京海上火災保険株式会社入社、93年、ロンドン大学L.S.E.法学部大学院卒業(LL.M.取得)、94年、ケンブリッジ大学大学院法学研究科卒業(Diploma in Legal Studies取得)。2009年、東京海上日動火災保険株式会社退社、早稲田大学商学学術院准教授、13年より同教授。2024年、金融庁金融センター専門委員、金融庁「損害保険業の構造的課題と競争のあり方に関する有識者会議」メンバー、金融審議会専門委員「損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ」委員。受賞歴:2012年、山縣勝見賞(共著)、12年、住田正一海事技術奨励賞(共著)、17年、日本保険学会賞(著作の部)、18年、早稲田大学大隈記念学術褒賞(奨励賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)