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夜と跳ぶ SHIBUYA STREET SKATER 〔2〕

Re:東京ゴールデン・エイジ

出版社名 PHP研究所
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-569-85823-4
4-569-85823-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 301P 19cm
シリーズ名 夜と跳ぶ

NetGalley 会員レビュー

図書館関係者

おすすめ度おすすめ度★5

シリーズ前作の『夜と跳ぶ』がとても良かったので期待して拝読しました。続編の本作も期待を上回るおもしろさで、一気読みでした!スケボーのシーンをはじめとするアクションシーンの迫力、登場人物の深みも増して、読後感もバッチリ。新たなライバルキャラであるマシューの姓が「姫川」って、「ガラスの仮面」!?と笑ってしまいましたが、しっかり描かれています。だれにでも「面白いよ!」とおすすめできるシリーズだと思います。

教育関係者

おすすめ度おすすめ度★5

前作の温度感をそのまま引き継いで、引き継いだ分だけ加速したような疾走感ある展開に、スケートボードらしさを感じられとても爽快だった。正は当たり前として分け、負は一人で背負い込む。まったく違う二人の不器用な共通点も微笑ましく、互いに刺激し合える関係性が構築されるまでのレンズ越しのプロセスがめちゃくちゃ眩しかった。かなり濃い新キャラの登場に、それぞれの家族の在り方など、前作にはなかった要素も加わり、人間味が増した大満足の第2弾。ロス五輪までまだまだ続編希望の物語。

レビュアー

おすすめ度おすすめ度★5

寝不足になりながらもスケートボードの中継に夢中になったパリオリンピックを思い出しました。競技を真剣に楽しみ鮮やかにトリックを決めていく姿が最高に格好良かったです。技の名前も少しだけ覚えたので、エイジと真周の競技の風景が見えてくるようでした。競技にだけ集中できない複雑な人間模様も描かれ、エイジや智亜は身勝手な大人たちに振り回されてしまいます。でも「おじさん」と呼ばれる丈太郎は一人の人間として二人と向き合ってくれます。丈太郎に出会えて良かったねと心から思いました。もっと彼らの活躍を追いたい、もっと跳ぶ姿を見ていたい。ロサンゼルスオリンピックまで連れて行って!そう願わずにはいられません。

上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ)

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商品内容

要旨

東京金メダリストVS.パリ金メダリスト。「あんたのことを叩き潰す」。不敵なライバルからの挑戦状を、ロスをめざすエイジが迎え撃つ!絶好調スケートボード青春小説、待望の第2弾!

出版社・メーカーコメント

東京の金メダリスト・エイジが競技復帰。ライバルはエイジに敵対心を燃やすパリの金メダリスト。青春スケボー小説、待望の第2弾!

著者紹介

額賀 澪 (ヌカガ ミオ)  
1990年、茨城県生まれ。日本大学芸術学部卒業。2015年、「ウインドノーツ」(刊行時に『屋上のウインドノーツ』と改題)で第22回松本清張賞、同年、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)