NetGalley 会員レビュー
おすすめ度 シリーズ前作の『夜と跳ぶ』がとても良かったので期待して拝読しました。続編の本作も期待を上回るおもしろさで、一気読みでした!スケボーのシーンをはじめとするアクションシーンの迫力、登場人物の深みも増して、読後感もバッチリ。新たなライバルキャラであるマシューの姓が「姫川」って、「ガラスの仮面」!?と笑ってしまいましたが、しっかり描かれています。だれにでも「面白いよ!」とおすすめできるシリーズだと思います。
おすすめ度 前作の温度感をそのまま引き継いで、引き継いだ分だけ加速したような疾走感ある展開に、スケートボードらしさを感じられとても爽快だった。正は当たり前として分け、負は一人で背負い込む。まったく違う二人の不器用な共通点も微笑ましく、互いに刺激し合える関係性が構築されるまでのレンズ越しのプロセスがめちゃくちゃ眩しかった。かなり濃い新キャラの登場に、それぞれの家族の在り方など、前作にはなかった要素も加わり、人間味が増した大満足の第2弾。ロス五輪までまだまだ続編希望の物語。
おすすめ度 寝不足になりながらもスケートボードの中継に夢中になったパリオリンピックを思い出しました。競技を真剣に楽しみ鮮やかにトリックを決めていく姿が最高に格好良かったです。技の名前も少しだけ覚えたので、エイジと真周の競技の風景が見えてくるようでした。競技にだけ集中できない複雑な人間模様も描かれ、エイジや智亜は身勝手な大人たちに振り回されてしまいます。でも「おじさん」と呼ばれる丈太郎は一人の人間として二人と向き合ってくれます。丈太郎に出会えて良かったねと心から思いました。もっと彼らの活躍を追いたい、もっと跳ぶ姿を見ていたい。ロサンゼルスオリンピックまで連れて行って!そう願わずにはいられません。 上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ) NetGalleyとは、本を応援するWEBサイトです。 |
商品内容
要旨 |
東京金メダリストVS.パリ金メダリスト。「あんたのことを叩き潰す」。不敵なライバルからの挑戦状を、ロスをめざすエイジが迎え撃つ!絶好調スケートボード青春小説、待望の第2弾! |
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出版社・メーカーコメント
東京の金メダリスト・エイジが競技復帰。ライバルはエイジに敵対心を燃やすパリの金メダリスト。青春スケボー小説、待望の第2弾!